子どもの朝ごはんに悩む人は少なくありません。時間がないなかで、食べやすくて栄養のあるものを考えるのは、意外と難しいもの。
@me_chan0808さんが、子どもたちのために作った“朝食を選べるボード”をThreadsに投稿すると「素敵なボード」「ナイスアイデア」などのコメントが寄せられ話題になっています。
作成したボードについて、ママさんに話を聞きました。
食べたい朝食を選べるボード

6人の子どもを育てているママさん。
小学6年と5年、2年、1年の4人の子どもたちは、同じタイミングで起きてくるそうです。
朝ごはんを準備するにあたり、ある程度決まっていたメニューのなかで、毎朝「何にする?」と聞くのがストレスになっていたというママさん。
「それならもう前日に何にするか紙に書いてもらえば楽だな」と思い実践してみたところ、ストレスなく朝ごはんを用意できました。

すると、ママさんは「それなら今度は自分たちで朝ごはんを何にするか書いてもらおう」と、次はこうしてみようという気持ちが湧いてきたといいます。しかし、それでは自分のワガママを押し付けているだけになってしまう、と考え「子どもたちも喜ぶようなボードを作ろう」と思いました。
また、寝る前に学校の準備をするという習慣があったことから“準備OK”の枠も作ってみたらさらにやる気になるかなと思い、学校の準備ができたかどうかの枠も作ることに。
できあがったボードを子どもたちに見せて「今日からこの中から磁石を選んで移動させてね」と伝えたところ、一気に子どもたちのテンションが上がったそうです。真っ先に選び、いつも以上に学校の準備も早くなったといいます。
子どもたちのことを考えて…
こちらのボードには、たくさんの反応が寄せられていました。反響を受けて「たくさんのコメントを嬉しく思いました」とママさん。ボードを投稿をしたときには「出されたものをそのまま食べさせればいいのでは」という意見も多く見られました。
ママさんも以前はその形で準備していたものの、子どもが増えるにつれて「パンではなくご飯が食べたい」という子も出てくるように。その結果「私にもパンやご飯を食べたい日があるように、子どもたちにもあるよな」と思うようになりました。
そこで、パンとご飯とコーンフレークを選択肢に入れて出すようになったとのこと。
「ボードメニューをパッと見ただけだと、たくさんのメニューがあるように見えますが、よく見ると『こんだけ?』と思うメニューです(笑)いろいろなご意見をいただいたなかで、いろいろなご家庭のやり方があると考えさせられる部分もありましたが、みなさんのご意見を参考にしながらこれからも我が家のやり方で続けていこうと思いました!」と話しています。
6人の子どもたちと
子育てでママさんは、何でも話せる環境づくりを意識しています。
人数が多いため、個別の時間を取るのが難しい中、休みの日はパパさんがいろいろな計画を立てて子どもたちが楽しめることを考えて家族で出かけたり、雨の日はポップコーンを買って家で映画鑑賞をしたりと楽しんでいるようです。
「なかなか相手をしてあげられないときももちろんありますが」と話すママさんですが、子どもたち1人1人としっかりと向き合っている様子が伝わってきました。
子どもたちがワクワクしながら朝を迎えられる、すてきな工夫でしたね。

