シングルでの子育ては、一人で何役もこなさねばならず「時間も金銭的にも余裕がない」という人もいるでしょう。
幼い頃に娘さんが書いた七夕の飾りをThreadsに投稿した@tarechan.69さん。
これまでの子育てを振り返り、現在の娘さんに対する気持ちを明かしてくれました。
娘さんの願い事はただ一つ

娘さんが2歳の頃に離婚し、シングルマザーとなった@tarechan.69さん。
実家に身を寄せたものの「娘に金銭的に不自由な思いをさせたくない」との思いから朝から夜まで必死で働いたそうです。

ところが、娘さんが本当に望んでいたのは、高価なおもちゃではなく@tarechan.69さんと一緒に過ごす時間でした。
幼い文字で書かれた七夕飾りの短冊には「ままのえがお」。サンタさんへのお手紙には「ままといたい」というような願いを毎年のように書いていたのです。
失った時間の重さに後悔の念
そんな娘さんも成長し13歳になった今は、思春期真っ最中。
「ママなんか大嫌い」「ママなんかいらない」と言葉を浴びせられるたび、悲しい気持ちになっていた頃、当時の写真や娘さんの願い事など、思い出の品が出てきました。

「ママがしあわせになれますように」「ママだいじょぶ」「ママだいすき」と書かれた文字に、大切なことを思い出した@tarechan.69さん。
もしも当時に戻れるなら「一瞬たりとも成長を見逃すことなく、もっと、抱きしめたかった」「ママはあなたが大好きだ」と繰り返し伝えたかったと、後悔の念ばかりが思い浮かびます。
「もちろん、お金は大事ですが、過ぎ去った時間は戻ってこないことを痛感しました」と話してくれました。
13歳になった娘さんへ
小さな頃から臆病で、怖がりなタイプだったという娘さん。動物やお年寄りが大好きなやさしい子で、音楽が流れるとどこでも踊り出す、活発な一面も。

13歳になった今も変わらず、音楽とダンスが大好きです。
親として、娘さんが生まれた日から変わらずに願っていることはたった一つ。
「この子が生きてるうちに世界が平和であるように」と、元気で笑って暮らせることだけを願っている@tarechan.69さん。

思春期の反抗期に悩む親御さんは少なくないでしょう。しかし、それも子どもが自分らしく成長していくための大切な過程。
「大好きだよ」という気持ちは、きっと娘さんにも届いています。
いつか2人で「あの頃もあったね」と笑い合える日が来ますように。
