中学受験に夢中だった女の子が、コロナ禍をきっかけに始めた自分磨きで劇的な変化を遂げました。
黒田響子(@k9784352)さんが、小学生から現在までの変遷をTikTokに投稿すると「めっちゃ綺麗」「美人」「努力の天才」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
黒田響子さんに話を聞きました。
コロナ禍がきっかけで始まった変身ストーリー
19枚の写真で構成された今回の動画。
小学6年生から大学3年生の現在までの写真を振り返ったときに「だいぶ垢抜けたかも」と感じ、投稿したと話します。

「温かいコメントが多くて素直に嬉しかったですし『もっと頑張ろう』と前向きになれました」と喜びも語ってくれました。
自分磨きを始めたのは高校1年の頃。ちょうどコロナ禍で外出も制限され「せっかくなら自分を見つめ直すチャンスにしよう」と思ったのがきっかけでした。

まずは間食やお菓子を控え、授業後は自宅で有酸素運動や筋トレに取り組む日々。
「変化が見えるとやる気につながり、自然と続けられました」と話し、土日はYouTubeで研究し、自分に似合うメイクを探すのが楽しみだったといいます。
「自分磨きが毎日のルーティンになって、自己肯定感も高まっていきました。不安や退屈を埋めるための行動が、今の自分を作ったと思います」
自分磨きによって変化した周囲。そして自分の気持ち
自分磨きを続けるうちに、からかわれたり傷つくことを言われる機会が減り、周囲の反応にも変化が現れたといいます。
なにより大きかったのは、自分自身への気持ちの変化でした。
「自分が大好きになったことが一番良かったです。昔はコンプレックスばかりでしたが、反応が変わって自信が持てるようになり、毎日を前向きに過ごせるようになりました」

一方で、困ったことがあるとも。
「第一印象やSNS上では『気が強そう』『完璧そう』と言われがちですが、実際はズボラでガサツな一面もあって…。見た目と中身のギャップにびっくりされることもあります(笑)」

また「人から見られている環境に身を置くこと」を意識しているそうです。
「誰かの視線を感じるといい緊張感が生まれます。たとえば、SNSで発信することもその一つです。見てくれている人がいると思うと、丁寧に過ごそうと思えるし、小さな努力も続けやすくなります。見られる環境があるからこそ、自分磨きが”習慣”として自然に定着していると感じます」
思い立ったら即行動! 大学生モデルが描く未来設計
モデル活動を始めたのは大学2年生の夏頃。
「当時は『とにかく何かに挑戦したい!』という気持ちが強くて、ずっと憧れていたモデルの世界に思い切って飛び込みました。翌日にはオーディションに応募し、ありがたいことに合格をいただきました」と明かします。
同時期、大学で開催されたアンバサダーコンテストでもグランプリを獲得。
「思い立ったらすぐ行動するタイプで、どちらの挑戦も今につながる大きな一歩でした。あの経験がなければ、SNSで発信する今の自分はいないと思います」

将来は「社会にポジティブな影響を与えられる人になりたい」と語り、現在は就職活動中。SNSで培った発信力を活かし、広告やメディア業界での活躍を目指しているそうです。
一方、大学ではパラスポーツ発信プロジェクトのメンバーとしても活動。
「魅力を発信しつつ、多様な特性を持つ方のためにできることを考えています。こうした経験を通して、社会をより良くする商品を企画するような仕事にも興味を持つようになりました」

「将来的にインフルエンサーとしてもっと多くの方に知っていただけるようになったら、自分のブランドを立ち上げるのもひとつの夢としてあります。自分らしさを自由に表現できる場所を、もっと広げていきたいです」
自分を変えたい、何かに挑戦したいと思っている人たちに大きな刺激を与えてくれた今回の投稿。これからも彼女の変化し続ける姿が、たくさんの人の背中を押してくれるでしょう。