小3娘の音読カード しかし、よく見ると…『驚きのサイン』に「毎日音読する!」「素敵」「見るの楽しみ」

小3娘の音読カード しかし、よく見ると…『驚きのサイン』に「毎日音読する!」「素敵」「見るの楽しみ」

小学生の宿題では、毎日音読の課題が出ることもあります。子どもの音読を聞いて、音読カードにサインをした経験のある方もいるのではないでしょうか。@cilantro2929さんが、娘さんの音読カードに描いた“素敵なサイン”をTikTokに投稿すると「毎日音読する!」「素敵」「見るの楽しみ」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

音読カードのサインについて、ママさんに話を聞きました。

音読カードには素敵なサインが…

小学3年生の娘さんの音読カードにある『おうちの人のしるし』の欄。そこには、ママさんの丁寧なイラストが描かれていました。1つ1つキャラクターも違い、毎日見るのが楽しみになりそうです。

音読カードのサイン①(@cilantro2929さんより提供)
音読カードのサイン②(@cilantro2929さんより提供)

イラストを描き始めたきっかけについて、ママさんは「宿題のネガティブなイメージを楽しみに変えたいという思いと、私自身が絵を描くのが好きなこと、先生や友達とのコミュニケーションのきっかけになればと始めました」と教えてくれました。

また「シングルマザーとして、子どもたちが寂しくならないよう、思いを込めて描いています」と話しています。

音読カードのサイン③(@cilantro2929さんより提供)

イラストは下描きから色塗りまで約10分。こだわりは「子どもが喜ぶ絵」「色鉛筆を重ねて理想の色に」「濃淡で立体感を出す」「キャラの顔の向きを連続させない」「背景色の繰り返しを避ける」「目の下や頬にピンクを入れて血色よく可愛く仕上げる」など、多岐にわたります。

毎日の楽しみや学校での交流

子どもたちは「今日は何のイラストだろう」と毎日わくわくしながら見ているといいます。
「かわいい〜」「◯◯ちゃんが上手だって言ってたよ〜」「◯◯ちゃんもこのキャラクター好きなんだって〜」「先生のハンコを押す手が止まって眺めてたよ〜」など、さまざまな感想をくれるそうです。

娘さんは「次はこのキャラクターがいいなぁ」とリクエストし、音読にも前向きになり、宿題よりもたくさん読んでくれることも。過去には、お菓子のキャラクターを描き、学校でも話題になりました。

音読カードのサイン⑤(@cilantro2929さんより提供)

イラスト好きは娘さんも

ママさんは、普段はイラストや痛ネイルも手がけ、過去には息子さんの友達に絵を描いた経験も。友達のお母さんから「あのとき描いてくれてありがとうございます、大切にしてます」と言ってもらい、驚いて感動したそうです。

娘さんとイラストを描くこともあり、別々の作品を描いて、見せ合っているといいます。娘さんは、最近はタブレットで描くことも多く、YouTubeや本で体のバランスの取り方や瞳の色の塗り方を勉強しているそうです。

音読カードのサイン④(@cilantro2929さんより提供)

今後、挑戦してみたいことについて「黒板アートをやってみたいです。あとは好きなイラスト、痛ネイルをこれからも満足いくまで楽しみながら描きたいです」と教えてくれました。

ママの描く1枚のイラストが、宿題を“楽しい時間”に変えてくれる。そんな日々の積み重ねが、親子の絆をより深めているようです。

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