子育ては1人でも大変ですが、三つ子となればその大変さも3倍になりますよね。@k.s.n.basketballさんが、三つ子ちゃんが生後2ヶ月の頃、ミルク待ちで泣いている様子をInstagramに投稿すると「可愛いの渋滞ってまさにこの事」 「三重奏♡3倍の幸せですね」「か、かわいい」などのコメントが寄せられ話題になっています。
このときの様子について、パパさんとママさんに話を聞きました。
三つ子の妊娠が判明し…
三つ子ちゃんが誕生したのは10年前。当時2歳だった長女を連れて3回目の検診に行ったママさんは、まさか三つ子を妊娠しているとは想像すらしておらず、思わず泣いてしまったのだそう。「不安が大きくまだ25歳だったこともあり、一気に4人の母になる事に対して自信が持てなかったです」と当時を振り返ります。

それでも、三つ子の母になれることが嬉しいと思えるようになったママさんは、「絶対に可愛い!お姉ちゃんとお揃いを着せたい!」と未来を想像し、ワクワクしながらマタニティライフを過ごしたと話します。
一方、三つ子の妊娠が判明したとき、不安でいっぱいだったというパパさん。多胎児の妊娠・出産はリスクが大きいため、無事に産まれてくれるのか、健康に育ってくれるかなど、心配事はつきませんでした。
しかし「前向きなママのおかげで、この子達に出会えたことに感謝しています」と振り返ります。
その後、三つ子ちゃんは元気に産まれ、忙しい育児の日々が始まります。
ミルクやおむつ替えが3倍だったり、確実に1人では面倒を見られない瞬間があることなど、3人の育児に追われて余裕のない日々が続きました。
特に大変だったのは、授乳の時間がずれると寝てくれる時間もずれること。3人の生活リズムを合わせるために、試行錯誤を重ねたそうです。

そんな慌ただしい日々を乗り越え、保育園に通い始めた三つ子ちゃん。少しはママさんも楽になるかと思いきや、体調を崩すのも順番です。1人が元気になったと安心したら、次は他の子がダウンするなど、順番に誰かの看病をしているということも日常茶飯事でした。
子どもたちの笑顔に癒される日々
一卵性の三つ子ちゃんは、行動パターンもよく似ています。保育園から帰って来ると、3人とも同じ話を別々のタイミングでしてくるため、パパさんやママさんは、同じ話を3回聞いていたのだとか。
「さっきも聞いたけど…」と思いながらも、初めて聞いたフリをするのだそう。一人ひとりの話を尊重することも、大切にしていると教えてくれました。

幼い頃の三つ子ちゃんは、おままごとが大好き。お姉ちゃんと4人でおままごとをする姿に、パパさんとママさんはいつも癒されていたそうです。
「同じ寝相で寝てる時はやっぱり三つ子だなって感じますし、じゃんけんはあいこが多い気がします」とママさんは話します。
バスケ少女に成長

10歳に成長した三つ子ちゃんは、現在3人ともバスケットボールに夢中。一日中動き回っているほど元気いっぱいに成長し、お転婆ぶりを発揮しているのだとか。
「一卵性の三つ子ではあるものの、三者三様で性格も仲のいい友達も違っていて、それぞれが自分を持って成長してくれています」とママさん。学校の友達も、3人セットではなく、個々の人格を尊重してくれることが、ありがたいと感じているそう。
生後2ヶ月だった頃の三つ子ちゃんの動画を見なおしたパパさんは「単純に泣き声スゲェなって感じました」と振り返ります。そして「子ども達が元気で育ってくれて良かった」と思うと共に、ママさんへの感謝の思いを改めて感じたそうです。
パパさんとママさんから愛情をいっぱい注がれて、スクスクと育った三つ子ちゃん。一人ひとりの個性を伸ばしつつ、ずっと四人姉妹の絆を大切にしてほしいですね。
