美容師の言葉がきっかけで『8年続けた縮毛矯正』をやめた結果…「お似合い」「憧れです」「今のほうが素敵」

美容師の言葉がきっかけで『8年続けた縮毛矯正』をやめた結果…「お似合い」「憧れです」「今のほうが素敵」

長年、縮毛矯正でストレートヘアを保ってきた1人の女性。あるきっかけを機に“くせ毛”を受け入れ、ありのままの自分へと変わっていきました。

その姿がThreadsに投稿されると「お似合い」「そのふわふわ髪憧れです」「今のほうが素敵」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

投稿者である@erincogram_さんに、当時の心境を聞きました。

縮毛矯正が「普通」だった学生時代

投稿には、大学1年生の頃と現在27歳の姿、それぞれの写真が並んでいました。
ビフォー&アフターからは、単なる時の流れを超えた変化が伝わってきます。

縮毛矯正をしていたとき(@erincogram_さんより提供)

中学1年生から大学2年生までの約8年間、縮毛矯正を続けていたという投稿者さん。
「小学生の頃は毎朝アイロンで髪を伸ばしていて、それを見た親が“縮毛矯正のほうが楽だよ”と勧められたのがきっかけです」と話してくれました。

ストレートヘアのとき(@erincogram_さんより提供)

当時はストレートヘアが主流で、くせ毛は珍しがられることもあり「髪のボリュームや、清潔感があるように見えるか不安もありました」と振り返ります。

美容師さんの一言で…

そんな投稿者さんに転機が訪れたのは、大学1年のある日。
美容師さんに声をかけられ、撮影モデルとして活動を始めました。

撮影のたびに少しずつ伸びてきた地毛を見た美容師さんが「この髪、絶対に生かしたほうがいい!」と言ってくれたそうです。
くせ毛を初めて褒められた瞬間でもありました。

その言葉に背中を押され「私の髪って悪くないのかも」と思えるようになり、縮毛矯正をやめる決意をしたといいます。

気持ちにも大きな変化が…

綺麗なくせ毛に戻るまでには3〜4年の時間がかかりました。
それでも「鏡を見るたびに、少しずつ自分の中に自信が育っていくのを感じました」と語る投稿者さん。

「表情がより自然になったね」と友人に言われたことや、撮影の仕事が増えたことも嬉しい変化のひとつだったそうです。

縮毛矯正をやめ、個性を伸ばすことに(@erincogram_さんより提供)

“周りと違う”ことを気にしていた過去から、“それが自分らしさ”だと受け入れられる今へ。
変わったのは外見だけでなく、内面にも大きな変化があったといいます。

同じように悩んでいる人に向けて、投稿者さんはこう語ってくれました。
「ありのままの自分を受け入れることで、もっと自分を好きになれる。コンプレックスだと思っていた部分こそが、あなたの個性であり、魅力なんです」

くせ毛を活かした様子(@erincogram_さんより提供)

長く悩んできた彼女だからこそ届く、まっすぐでやさしい言葉ですね。

自分を変えるのではなく、自分を知ること。
その一歩が、誰にとっても「いちばん自分らしい美しさ」への始まりなのかもしれません。

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