夏休みの宿題として出される「自由研究」。子どもならではのアイデアに、驚かされることもあるでしょう。@mii925さんが、息子さんが中学生のときの自由研究をThreadsに投稿すると「これぞ自由研究!」「楽しませていただきました」「最高の自由研究」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
息子さんの作品について、ママさんに話を聞きました。
苗字の魅力に惹かれていく
現在大学3年生の息子さんが、中学3年生のときに作った夏休みの自由研究は「歌の歌詞をすべて苗字に置き換えていく」というものでした。

息子さんは、歌や本を読むことが好きで「文字」と「言葉」に興味を持っていたそう。
ひたすら本やネットで調べることも好きだった息子さんは、テレビで珍しい苗字を見かけたり、遠方の親戚に地元では見かけない苗字の人がいたりして「全国にはどんな苗字の人がいるのかな」と、全国の苗字に惹かれていきました。

自分自身の苗字も、同じ中学だけでなく市内に1人もいないのに、ある地域には大勢居ることを知って驚いていたといいます。
息子さんは、のんびりコツコツやるタイプで、夏休み中をかけて自由研究に取り組みました。夏休みの宿題も毎年最終日に徹夜していた息子さんですが、このときは先に仕上がっていたのだそうですよ。
好きなアーティストの曲で…
自由研究で息子さんがこだわったのは「大好きなアーティストの曲を選んだところと、曲に入っている『ウエッ』という不思議な音」とのこと。ちなみに「ウエ」さんという苗字はたくさんいたのだとか。ジャケットのイラストも真似て描いていたそうですよ。

完成した作品を見たときのことについて、ママさんは「とてもよくまとめられていたのと、これまで毎年私が手伝っていたのに、このときは自分1人ですべて仕上げたので驚きました」と話しています。
また、息子さんが学校に作品を持って行くと、友人は作品を見ながら一緒に歌ってくれたといいます。先生からは「よく調べてあり、時間をかけて作ったことがよく伝わります。実際に歌ってくれたらより音楽らしさはありますが、くすっと笑ってしまう楽しさが味わえます」とのコメントもあったとのこと。

気になったら行動する息子さん
このほかにも、息子さんはカレーのスパイスについて効能などを調べて、実際にスパイスからカレーを作って実食したり、戦国時代の食事のことを調べて味噌玉や五平餅などを作ったりしていたこともありました。
最後に「実はこの研究は、あと1曲アニメの歌も一緒にありますが、親の私自身がこちらのアーティストのファンなので、こちらをSNSにあげてみたら思わぬ反響があり驚いているところです。この投稿が、アーティスト本人に届いたら嬉しいねと、親子で話していました(笑)」と話していました。
自由研究の枠を超えたユニークな発想と、調べる楽しさが伝わる素敵な作品でした。