発見当時、傷でボロボロだった野良猫→1年後の『激変した姿』に「涙が出ました」「ご主人に出会えて良かった」「助けてくれてありがとう」

発見当時、傷でボロボロだった野良猫→1年後の『激変した姿』に「涙が出ました」「ご主人に出会えて良かった」「助けてくれてありがとう」

弱り切った体で人目を避けるように暮らしていた1匹の野良猫。そんな猫がある夫婦と出会い、数年後にはすっかり家族の一員に。その様子がTikTokに投稿されると「涙が出ました」「ご主人に出会えて良かった」「助けてくれてありがとう」などと、多くの感動の声が寄せられ話題となっています。

今回は、投稿者である@gomatsuiyoさんに話を聞きました。

出会いのきっかけは…

猫のゴマツくんと投稿者さんとの出会いは、自宅から1kmほど離れた友人のお菓子屋さんの倉庫。
「妻がたまたま通りかかり『にゃ〜』という鳴き声に気づいたのがきっかけでした」と投稿者さん。そこには、空腹と怪我で衰弱した野良猫のゴマツくんがいました。

実はその1ヶ月前に、そこから2km離れた投稿者さんの実家にも現れていたことが後に判明。
実家の犬が留守の間に「ドッグフードを食べたり、犬の毛布で寝ていた猫がいた」と、母親が撮っていた写真と一致していたそうで「こんな偶然があるのか」と驚いたといいます。

状態もあまりよくなかった(@gomatsuiyoさんより提供)

「妻からの連絡を受けて現場に向かうと、ボロボロの猫が『にゃ〜にゃ〜』と必死に鳴いてきました」と当時の様子を話す投稿者さん。
一度は保護施設へ連絡を試みたものの繋がらず「家で一時保護することに。でもその時点で、もうこの子はうちの家族だと直感していました」と振り返ります。

慣れてくると…!?

当初は警戒心が強く威嚇もされていたそうですが「決して攻撃はしてこなかったので、きっと根は優しいやつなんだろうな」と感じたそうです。
その予感どおり、やがて少しずつ心を開いていったゴマツくんは、野良猫時代の険しい雰囲気はすっかり消え「今までどうやって野良猫として生きていたんだ…」と思うほどの変貌っぷりだったといいます。

病院での治療を終え…(@gomatsuiyoさんより提供)

極度の甘えん坊で寂しがり屋でもあり人懐っこく、初対面の人にも懐くゴマツくん。周囲からは「こんな猫見たことない」と言われるほどでした。

初めて息子さんと顔を合わせた日、ゴマツくんは息子さんをまるで宇宙人を見るような目で観察していたそうです。
その後は、やきもちからか、甘え方が減ったり夜一緒に寝なくなったりと微妙な距離が。

今ではすっかりリラックスした家猫に!(@gomatsuiyoさんより提供)

しかしある日突然、ゴマツくんが息子さんに寄り添っているところを目撃します。
「まだ自ら近づくような関係ではなかった時期だったので、驚きと感動がありました」と話す投稿者さん。

息子さんによりそうゴマツくん(@gomatsuiyoさんより提供)

年齢も誕生日もわからないゴマツくん。それでも投稿者さんは「ペットというより、家族。共に家庭を築いていく存在」だと語ります。

偶然が重なり引き寄せられた、かけがえのない出会い。野良猫だったゴマツくんは今、温かな家庭の中で、かけがえのない日々を過ごしていました。

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