旅館やお店などにいる看板猫を見たことはあるでしょうか。店先に座っている猫ちゃんを目当てにお客さんが集まることもあるようです。

石川県にある運送会社「株式会社日章」さんにも猫のふくちゃんがいます。店先にいる看板猫というわけではないようですが、会社の中でいつも過ごしてるそうです。

これでは仕事ができません(@nissho_1974さんより提供)

日章(@nissho_1974)さんは、会社の中で過ごすふくちゃんの様子をInstagram上に投稿しています。

会社の中で自由気ままなふくちゃん

ふくちゃんは、デスクに乗って従業員さんたちにかまってもらうときもあれば、椅子の上に座っていることも。

絡んでいるふくちゃん(@nissho_1974さんより提供)

ときには、お仕事中の社員さんの腕に顔を乗せていることもあるようです。

これはまさに試練(@nissho_1974さんより提供)

このような自由気ままに過ごすふくちゃんの様子が投稿されると「見てて飽きない」「こんな会社で働きたい」「羨ましい」「サイコーの福利厚生」などのコメントが寄せられ話題になっています。

今回は、ふくちゃんについて日章さんに話を聞きました。

保護猫だったふくちゃん

ふくちゃんは保護猫です。数年前に、会社の近くで社員さんが瀕死状態だったふくちゃんを保護したことがきっかけで飼い始めることになりました。

ふくちゃんは、保護したときにはすでに右前脚が切断された状態でした。獣医さんによると手術されたばかりだったとのこと。

そんなふくちゃんは、穏やかで怒ることがないような子。保護したときから人見知りをしなかったそうです。

寒い日には、ヒーターの前にある椅子の上や、エアコンの風が当たる暖かい場所で過ごしているふくちゃん。

椅子の上で寝そべるふくちゃん(@nissho_1974さんより提供)

目が覚めると仕事をしている机の上に来ることも。昔は保護した社員さんに1番懐いていたようですが、今では誰にでも甘えている様子です。

社員さんたちも、仕事の合間に和ませてくれるふくちゃんを微笑ましく感じ、癒しの存在だと思っているようです。

Instagramでの発信

日章さんは、Instagramで投稿しようと思ったきっかけについて「会社のInstagramを作成してから何を投稿しようかと考え、仕事の様子や休日の様子、ふくの様子を投稿しました」と話していました。

コピー機にジャンプ(@nissho_1974さんより提供)

今では3万人を超えるフォロワーがいます。
多くのフォロワーがいることについて「社内にふくがいることが普通のことだったので、その普通を微笑ましく見てくださる方がたくさんいてくださって嬉しいです」と話す日章さん。
今後もInstagramを通じてふくちゃんのいつも通りの姿を発信していこうと思っているそうです。

会社でのんびりと過ごすふくちゃんを見ていると、癒されて元気が出てきますね。今後のふくちゃんの様子も楽しみです。

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