生まれつき眼球がないワンちゃん 段数を覚え、階段を上る盲犬の姿に「賢い」「お利口さん」の声
生まれつき眼球がないロコちゃん（＠lomilomi_secretgardenさんより提供）
障がいを抱えているワンちゃんも多く、目が見えなかったり耳が聞こえなかったりといった子も少なくありません。
＠lomilomi_secretgardenさんの3匹のワンちゃんのなかで、ロコちゃんには目が見えないという障がいがあります。生まれつき眼球がなく、光のない世界で生きているというロコちゃん。
そんなロコちゃんですが、おうちの階段は1人で上ることができます。
ロコちゃんが階段を上る様子がInstagram上に投稿されると「すごいすごい！」「賢い」「お利口さん」などのコメントが寄せられています。
ロコちゃんは階段の段数を覚えていて、上手に上っていきます。目が見えなくても、自分で上っていくなんてすごいですよね。
今回は、ロコちゃんについて＠lomilomi_secretgardenさんに話を聞きました。
ロコちゃんとの出会いから迎え入れるまで
ーロコちゃんとの出会いについて教えてください。
先住犬スノーとアロハを迎えた保護団体のInstagramで知りました。
ー盲犬のロコちゃんを迎え入れようと思った経緯について教えてください。
私は、保護犬から家族に迎えると決めていています。
それも、できるだけなかなか家族が見つからないようなハンデを背負っている子を迎えようと思っています。
生まれつきの盲犬には先住犬がいるほうがいいのではないか。自宅が職場なので、ロコを迎えるには、最適ではないか、と迎える決意をしました。
ーロコちゃんを迎え入れるとき、どのようなことを大変に思いましたか？
すべてが大変でした。歩けば壁にぶつかる、段差に落ちる、ご飯をひっくりかえす、うんちまみれになる、何でも噛む、先住犬には体当たりするなど、さまざまなことがありました。
ーロコちゃんがお家に慣れるまでどのくらいかかりましたか？
徐々になれてきました。ちゃんと生活するには、半年くらいは大変だったと思います。
ロコちゃんと先住犬との関係
ー先住犬のスノーちゃん、アロハちゃんとはどのくらいで仲良くなったのでしょうか？
2〜3ヶ月で仲良くなりました。1ヶ月くらいから先住犬が指導していました。
ー投稿を見て、わんちゃんたちはお互いに寄り添って接しているんだなと感じました。現在3匹はどのような関係でしょうか？
今は、ロコが見えないことは理解していて、可愛い末っ子という感じでサポートしています。
ロコちゃんの階段の上り下りについて
ーロコちゃんが階段を上れるようになるまで、どのくらいかかったのでしょうか？また、下りるときは抱っこして下りているようですが、ロコちゃんが下りたいときはどのように教えてくれるのでしょうか？
上ったのは1歳になる頃です。下りたいときは、吠えて呼びます。
ーこれから3匹にはどのように過ごしてほしいですか？
元気で仲良く楽しく過ごしてほしいです！
ロコちゃんは目が見えませんが、やんちゃで遊ぶのも大好き。スノーちゃんやアロハちゃんとも仲良く過ごしているロコちゃん、これからも楽しく過ごしてほしいですね。
