ローソンは、クリスマスに向けてゴディバと共同開発したチョコレートケーキ「プティ ノエルショコラ」を12月14日に発売しました。今回は商品の特徴や商品に関わる人たちの思いを、中四国商品部チーフマーチャンダイザーの、真野あかねさんに取材しました。

ローソン中四国商品部チーフマーチャンダイザー 真野あかねさん(WEB会議にて取材)

高級素材で味わう 異なるチョコの食感

「プティ ノエルショコラ」は、クリスマスの予約商品であるホールケーキを、ミニサイズに変化させたものです。チョコスポンジ、クランチ、ガナッシュ、チョコムース、グラサージュといった、さまざまな異なるチョコレートの食感を味わうことができます。また、サクサクした食感のクランチチョコ、カカオニブやナッツがアクセントとして効いています。

『プティ ノエルショコラ』の5層

素材にはフランス産のプレミアムクーベルチュールチョコレートを使っており、そのため税込800円という、コンビニスイーツとしては高額に感じる価格になっていますが、それだけのこだわりがこの商品には投入されているようです。

コラボ商品へのこだわり

「コンビニスイーツは気軽に買えて、値段以上の価値を感じることが大切なコンセプトだと考えています。新商品が続々と出るコンビニエンス業界ですが、だからこそ、商品に『一期一会』への思いが大切なんだと感じています」

真野さんは、デザート部門とベーカリー部門を担当しており、商品開発に携わっているほか、店舗に品物が安定的に供給されるよう、様々な調整を行っています。時には売れ筋の商品を探すこともあるそう。

ローソンがゴディバと共同開発を始めたのは2017年からですが、「ゴディバ様とのコラボ商品は、毎回驚くようなものが出てきて、私も『次は何が出てくるんだろう』とワクワクしていました」と語ってくれました。

「全国にいる商品開発部メンバーは、様々な努力と苦労をしていると思います。その中でもコラボ商品の開発となると、よりお店側のこだわりがとてもすごい。皆さん『自分の名前を出す以上は』や『がっかりしてほしくない』といったような思いを持っています。私たちもそれに応えようと日々、頑張っています」

商品開発部として、多くの人たちの努力と苦労を感じるといいます。

エリアの好みや地域性、ニーズなどを常日頃から研究し、話題や流行を取り入れるという真野さん。試食の量も相当なものですが、健康管理に気を使いつつ「食べる人が幸せになる味」を追及しているといいます。

「コンビニスイーツは、手軽かつ気軽にハッピーになれるもの。例えば疲れていたりする同僚の人に、コーヒーなどを添えて、ちょっとしたプレゼントとして活用してもらえると、嬉しいですね」

『プティ ノエルショコラ』は、12月25日までの期間限定販売です。

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