家庭菜園では、複数の植物を一緒に育てる「コンパニオンプランツ」を取り入れる人もいるでしょう。
農業仙人(@nougyousennin)さんが、コンパニオンプランツとしての大葉の使い方についてInstagramに投稿し、話題になっています。
いったいどんな使い方なのでしょうか?
大葉の使い方
今回の動画は、視聴者から寄せられた「コンパニオンプランツに大葉は使えますか?」という質問に答える形で作成されました。コンパニオンプランツとは、一緒に植えることで、互いの成長を助けたり、害虫を防いだりする効果が期待できる植物の組み合わせを指します。
動画のメインとして紹介されたのが「大葉×バジル」の組み合わせでした。

どちらもシソ科の植物で、独特の香りを持ち、アブラムシなどの害虫に対する忌避効果が期待できます。しかし、それぞれ香りの成分が異なるため、一緒に植えると互いに打ち消し合い、期待される効果が弱まる可能性があるそうです。

そのため、大葉とバジルは一緒に植えるのではなく、別々に育てて利用するのがおすすめだといいます。
コンパニオンプランツでも相性には注意
コンパニオンプランツは、どんな植物でも一緒に植えればよいわけではありません。アレロパシー(他感作用)など、植物同士が影響し合うことで、生育を妨げたり、病害や害虫を招いたりする相性の悪い組み合わせもあるそうです。

具体的には、アレロパシー物質によって生育が阻害される可能性がある組み合わせとして、「マリーゴールド×マメ科(インゲン・エダマメ)」「フェンネル×ほぼすべての野菜」「クレソン×ウリ科」などが挙げられます。
養分や水分が競合するケースでは「トマト×トウモロコシ」「キャベツ×ブロッコリー」「ナス×オクラ」などがあるとのこと。
また、アブラナ科ではキャベツ・ダイコン・カブなど、同じ病害を共有する植物を混植すると、病気が広がりやすくなる可能性もあります。

さらに、コンパニオンプランツとして植えたつもりが、かえって害虫を呼び寄せてしまうケースも。
「ナスタチウム×ウリ科」「ヒマワリ×ウリ科」などがその一例です。混植しなければ問題ない場合もありますが、植物同士の相性が大切になります。
家庭菜園は「育てる」過程も楽しんで
農業仙人さんは、これから家庭菜園を始める人に向けて、「植物が思った通りに育ち、収穫できたときの喜びは何ものにも代えがたい一方、思い描いた結果にならないこともある」と話します。
うまく育たなかった場合も原因を見つけ、改善することで、うまく育つようになることもあるとのこと。そのため、植物をよく観察しながら「野菜を作る」のではなく「野菜を育てる」という意識が大切だといいます。
「場所がなくても、室内で手軽に育てられる作物もあるので、ぜひチャレンジしてみてください。質問があれば農業仙人に聞いてください」と呼びかけました。
投稿には「知りませんでした」「参考になります」のような声も寄せられています。
身近な植物の組み合わせから、家庭菜園の楽しみ方を教えてくれるエピソードでした。
提供元:農業仙人さん(Instagram)

