体調不良が続いたことをきっかけに、思いがけない病気が見つかることもあります。
何日も発熱が続いていた@rs160.jさんも、最初はただの風邪だと思っていました。しかし、次第に貧血が悪化し、短時間立っていることも難しくなっていきます。
病院を受診した結果、判明した病気は「急性骨髄性白血病」。今回は、診断当時の思いや治療について話を聞きました。
「急性骨髄性白血病」と診断され、涙が止まらず…
@rs160.jさんは、急性骨髄性白血病と診断される前、貧血や発熱、息切れ、腰痛、左足の痛みなどの症状が続いていました。熱は何日も下がらず、階段を2階まで上がっただけでも、長距離走の後のような激しい息切れがあったと振り返ります。
左足には、太ももからふくらはぎにかけて痛みがあり、白血病の診断後に行ったエコー検査で、血栓が原因だったことがわかりました。
発熱や痛みが続いたため、@rs160.jさんは自宅近くの病院を受診。血液検査で白血球の数値が大きく上昇していたことから、そのまま入院することになりました。

医師からは「長くても1週間ほどで退院できる」と言われていました。しかし、数日経っても体調は改善せず、その後、白血病の可能性が高いと告げられ、大学病院へ救急搬送されることに。
大学病院で骨髄検査を受けた結果「急性骨髄性白血病」と診断されました。
「何かの間違いであってほしい」と結果が出るまで願っていたという@rs160.jさん。10代でがんになるとは思っておらず、診断を受けたときは恐怖で涙が止まらなかったといいます。
一方で、最初に受診した病院の医師が風邪と決めつけず、しっかり検査をしてくれたことで、早期の発見と治療につながりました。
「本当に感謝の言葉しか出ないです」と、医師への思いを語っています。
化学療法のつらい副作用
@rs160.jさんは入院後、化学療法や骨髄移植などの治療を開始。中でも、特につらかったのは化学療法の副作用でした。
食欲がなく胃は空っぽなのに、吐き気が止まらない状態が続き、胃の痛みも強かったそうです。また、骨髄の機能が下がり血液の数値が低下し、輸血をしても貧血が改善せず、ベッドで横になっていても頭がクラクラするような状態だったと振り返ります。

そうした状況の中で「本当に治るのだろうか」という不安と闘っていたことを明かします。
また、白血球の数値が大きく下がって感染リスクが高まったため、面会も制限されました。
「約1ヶ月家族と会えなかったのは寂しかったです」と語る@rs160.jさん。
さらに当時、専門学生として就職活動中だった@rs160.jさんは、すでに内定を得ていました。しかし、治療のため辞退せざるを得ず、将来への不安も大きくなっていったといいます。

愛犬の存在が心の支えに
闘病生活の心の支えになっていたのは、愛犬の存在でした。入院中は直接会えない寂しさもあったものの、家族に送ってもらう動画に励まされていたそうです。
現在は退院し、会えなかった分までたくさん愛情を注いでいます。
@rs160.jさんは、入院治療を終え、外来で化学療法を続けています。骨髄移植を経て、まだ身体を回復させている途中のため、白血球やヘモグロビンの数値は安定しておらず、感染に気をつけながら過ごしているとのこと。
貧血によって少し疲れやすいですが、主治医の指示のもと、体調を徹底管理しながら、日常生活は問題なく過ごせていると話していました。

SNS発信で得た前向きな気持ち
入院中、@rs160.jさんは体調が少し落ち着いているときによくTikTokを見ていたそうです。同世代で病気と闘う人や、入院・通院しながら治療を続ける人たちの動画に励まされ、自身も病気についてSNSで発信するようになりました。
発信によって、コメントで応援してくれる人や同じ治療を経験して乗り越えた人がいると「私ももっと治療を頑張ろう」と思えるようになります。
@rs160.jさんは、同じ症状や病気を持つ人たちへ「本当に過酷な治療で、体力的にも精神的にも、とてもつらくなると思います。私も入院中不安で毎日のように、寝る前に泣いていました。それでも自分自身をたくさん褒めてあげて何とか乗り越えてきました。一緒に病気を乗り越えて明るく楽しい日常を送れるように頑張りましょう!」とメッセージを送ります。
現在、@rs160.jさんは美容学校を休学中です。同期と一緒に卒業できなかったことに悔しさも感じたといいます。
それでも「絶対に美容師になって、治療を乗り越え、つらかったことを忘れるくらい幸せになりたいです」と前を向いて話してくれました。

内定の辞退や休学など、大きな変化を経験しながらも、前向きに治療と向き合っている@rs160.jさん。夢に向かって進み続ける姿に、多くの人が励まされているのかもしれません。

