妊娠中のママにとって、マタニティマークは自分と赤ちゃんを守る大切な存在です。
@moms_sakura19さんが、自身がハンドメイドした“双子用マタニティマーク”をTikTokに投稿すると多くの反響が寄せられていました。
双子用マタニティマーク”とはいったい、どんな想いから生まれたアイテムだったのでしょうか?投稿者さんに話を聞きました。
産後うつをきっかけに始まったものづくり
投稿者さんは、2人の子どもの妊娠・出産を経て産後うつを経験し、それをきっかけに7年前から、ベビー・キッズ・ママ向けの「ちょっと便利な育児グッズ」の制作・販売を始めました。
現在はオンライン販売を中心に、定期的に百貨店でポップアップも開催しています。

最初に制作したのは、赤ちゃん1人用のマタニティマークでした。制作の中で、不妊治療や流産を経験した友人から「妊娠したら、ぜひ作ってほしい」と言われたことが、強く心に残ったといいます。

一般的なマタニティマークが「周囲に妊娠を知らせる」役割を持つのに対し、投稿者さんが目指したのは、つわりや体調不良、気持ちが沈みがちな時期に、お守りのようにそっと寄り添うマタニティマークでした。
双子用マーク誕生までの長い道のり
その後、友人の不妊治療が実を結び、双子を妊娠したことをきっかけに、新たな相談が寄せられます。

「住んでいる自治体では双子用マタニティマークが配られていない」「国で双子用マークができたばかりで、まだ普及していない」「ハンドメイドで、想いを知っている人に作ってほしい」
こうした声を受け、双子用マタニティマークの制作が始まりました。

日本では、マタニティマークを使用したグッズの販売には申請が必要で、特にデザイン比率の調整に苦労したそうです。一般的なマタニティマークをパソコン上で一からトレースし、顔のバランスが崩れないよう20点以上の試作を重ねたのだとか。
申請と修正を3回ほど繰り返し、ようやく納得のいく形に仕上がりました。

「お守りみたい」と届く喜びの声
実際に購入した方の中には「今は妊活中だけれど、お守りとして持ちたい」とまで言われるほどのマタニティマーク。特に多いのが「主張しすぎないのが嬉しい」「お守りみたいなマタニティマークが欲しかった」という言葉です。
投稿者さんは、妊娠中にマタニティマークを付ける中で、優しさに触れる一方、心が傷つく言葉をかけられた経験もありました。だからこそ、共感の声が届くことを嬉しく感じているといいます。

屋号の「mom’s sakura」には、小さな花びらが集まって大きな花になるように、多くの人を笑顔にしたいという想いが込められています。今後は、靴下を脱がした後に使えるマルチクリップなど、“小さな悩み”を解決するアイテムにも挑戦していきたいとのこと。
さらに、現役助産師の監修という強みを活かし、より多くのママに「mom’s sakura」を知ってもらうため、発信にも力を入れていくそうです。

投稿には「素敵ですね」「とてもかわいい」などのコメントが寄せられていました。
「こんなのが欲しかった」と感じるママが一人でも増え、少しでも心が軽くなるきっかけになりますように。
そんな願いが込められた小さなマークは、今日も誰かのお腹のそばで、そっと寄り添い続けています。
提供元:@moms_sakura19さん(TikTok)

