子どもの成長は驚きの連続ですが、ときにはあえて親に内緒で成長を遂げていることもあるようです。
2023年7月、当時1歳3ヶ月だった娘ちゃんのまさかの体験談がSNSで大きな注目を集めました。
あの微笑ましい投稿から2年5ヶ月。3歳になった娘ちゃんが今どのように成長しているのか、投稿主であるめんみ(@menminosabuaka)さんに改めてお話を伺いました。
両親の前では「立てないフリ」を貫いていた娘ちゃん
当時、1歳3ヶ月だった娘ちゃんは、両親の前では頑なにつかまり立ちしかしない姿を見せていました。
しかし、保育園の先生からは「だいたい1歳2ヶ月くらいから、実は1人で立っていますよ」という衝撃の事実を告げられます。
めんみさんによると、家では「つかまり立ちしかできませんが?」という涼しい顔で過ごしているものの、親が見ていない隙に油断して立っていることがあり、その決定的な瞬間を夫が盗撮することに成功したといいます。
「やべ!」という表情。真相は藪の中だったあの頃
家で立っている姿を親に見られてしまうと、娘ちゃんは「やべ!」という表情を浮かべ、静かに近くのものに手をついて「つかまり立ちですが何か?」と誤魔化す徹底ぶりでした。
めんみさんは当時、この行動について「完璧にできるまで練習しているのか、それとも甘えて抱っこされたいから立てないフリをしているのか、真相は藪の中」と語り、同じ悩みを持つ親御さんへ「こんなパターンもあるので気楽に行きましょう」とエールを送っていました。
3歳になった現在は、親も驚く「言葉達者な女子」へ成長
話題になった投稿から2年5ヶ月が経過し、娘ちゃんは現在3歳になりました。
かつて「立てないフリ」をして大人を驚かせた彼女は、今や非常に言葉達者な女の子へと成長を遂げています。
親よりも物事を的確に捉えていることが多く、ときには口げんかで大人が負けてしまうこともあるほどだそうです。
赤ちゃんの頃に見せたあの高い観察力は、現在、確かな思考力と表現力へと繋がっています。
努力を見せない姿勢はそのままに、素直に甘える一面も
3歳になった今でも、自分の努力をあまり表に見せないクールな姿勢は当時から変わっていないといいます。
一方で、内面には確かな変化も見られます。
かつては「立てないフリ」という行動で何かを伝えようとしていたのかもしれませんが、現在は寂しいときや辛いときには、その理由を自分から素直に言葉にして甘えてくれるようになりました。
自分の感情を相手に伝えられるようになったことは、大きな一歩です。
周りを信頼し、1人で抱え込まずに頼れる大人になってほしい
今後の成長について、めんみさんは「1人で抱え込まずに、周りの信頼できる人に積極的に頼れる子になってほしい」という願いを明かしてくれました。
かつて1人で密かに練習して立っていた娘ちゃん。
その自立心も大切にしながら、これからは周囲の助けを借りるしなやかさも身につけていくことでしょう。
自らの意思を持って一歩を踏み出したあの日から、彼女の体験談はより豊かなものへと続いています。
提供元:@menminosabuakaさん

