小さな背中がパパの後ろを一生懸命ついていく姿は、見る人の心を一瞬で温かくしてくれます。
以前、2歳の3つ子ちゃんたちがパパさんの所作を真似して歩く微笑ましい投稿が、Instagram(@mitsugoma0123さん)で大きな話題となりました。
その投稿にはまるでカルガモの親子のようなその光景に「動画の最初から撃ち抜かれました」「やばい可愛い」といった絶賛のコメントが寄せられました。
あれからときが経ち、3つ子ちゃんたちはどのように成長したのでしょうか。
今回は、当時の体験談を振り返るとともに、年長さんになった現在の様子についてママさんに再取材を行いました。
後ろで手を組んで行進!2歳当時の微笑ましい「カルガモ親子」
話題となった投稿は、公園で撮影されたものでした。
パパさんを先頭にして、当時2歳だった3つ子ちゃんたちが一列に整列して歩く姿が映し出されています。
この頃の3つ子ちゃんたちは、なんでも真似をしたい盛り。
パパさんが後ろで手を組んで歩くと、3人も同じように後ろで手を組み、一生懸命にその姿を模倣していました。
撮影していたママさんも、その様子を「カルガモ親子みたい」と感じたそうです。
動画を見たパパさんも「皆上手く真似していて驚いた」と語っており、3つ子ちゃんたちは普段からよく後ろで手を組んで歩いていたといいます。
この日は遊具に向かって歩いている途中の出来事で、撮影が終わった後も3人は元気に楽しく遊んだそうです。
パパが大好き!日常に溢れていた「真似っこ」とママの温かな願い
3つ子ちゃんたちの「真似っこ」は、お散歩のときだけではありませんでした。
パパさんと同じポーズでテレビを観たり、一緒に雪かきの真似をしたり、飲み物を飲んだ後に「ぷは~!」と言ってみたりと、日常のあらゆる場面でパパさんの姿を追いかけていました。
3人全員が揃って真似をすることもあれば、それぞれが自由に過ごすこともありましたが、その一挙手一投足が家族に笑顔を届けていました。
当時の取材でママさんは、今後の3つ子ちゃんについて「3人それぞれ得意不得意があるし、やりたいことが違うときもあるので、できる限り平等に向き合い、子どもたちを支え合える関係を築きたい」と語っていました。
それぞれの個性を大切にしながら、親子の絆を深めていきたいというママさんの温かな決意が、多くの読者の共感を呼びました。
体力がついて親はヘトヘト?年長さんになった3つ子ちゃんたちの現在
あれから月日が流れ、3つ子ちゃんたちは現在、幼稚園の年長さんになりました。
ママさんによると、イベントや行事も増えて毎日バタバタと忙しい日々を過ごしているそうです。
2歳の頃と比べて大きく変わったのは、その「体力」です。
お昼寝をしなくなったり、より活発に動き回ったりするようになり、成長を感じる一方で、親のほうがヘトヘトになってしまうこともあるのだとか。
また、以前はなんでも大人の真似をしていた子どもたちですが、今では自分のことは自分である程度できるようになりました。
それによって育児が楽になった部分もある反面、活発になったことで怪我などの心配事も増えたといいます。
さらに「私がやりたい!」「1番目がいい!」といった、自己主張によるきょうだい喧嘩も多くなったそうで、賑やかな毎日が目に浮かびます。
変わらないパパへの愛と、集団生活の中で芽生えた「自立」への兆し
3つ子ちゃんたちの環境や行動範囲は広がりましたが、変わらないこともあります。それは「パパが大好き」という気持ちです。今でもパパさんと一緒に公園で遊んだり、ゲームを楽しんだりする時間は、子どもたちにとって特別なひとときのようです。
一方で、3つ子ならではの悩みや変化も出てきました。現在は遊びも習い事も、3人で同じことをしている時間が多いそうです。これには「誰かがやっていることを真似したがる」という3つ子特有の性質も影響しています。
2歳の頃は「パパの真似」が中心でしたが、成長した現在は「きょうだいの真似」へと対象が広がり、お互いに刺激し合いながら日々を過ごしている様子が伺えます。集団生活の中で、少しずつ自分たちの世界を広げている真っ最中です。
自分だけの「好き」を見つけてほしい!切磋琢磨して進む未来への願い
これからの成長について、ママさんは新たな願いを抱いています。
今はまだ何をするにも3人一緒のことが多いですが、これからは「本当に自分が好きなこと、やりたいこと」を、それぞれが見つけられるように一緒に探してあげたいと考えているそうです。
3つ子という特別な絆を持ちながらも、1人の人間として自立し、自分の道を見つけてほしいという親心が伝わってきます。
「何事もお互い切磋琢磨して、たくましく成長してほしい」と語るママさん。
あのとき、パパの後ろを一生懸命ついについて歩いていた小さな3人は、これからも手を取り合い、ときには競い合いながら、自分たちの足で力強く歩んでいくことでしょう。
提供元:@mitsugoma0123さん




