子どもの予想外の行動に、思わず驚かされた経験を持つ人もいるでしょう。今回「ハッとした!」と語るのは、40代の女性フリーランスであるママさん。
お昼に焼きたてのピザを食べる際、「フーフーしてね」という一言に対し、4歳の息子さんが取った“まさかの行動”と、その根底にある純粋な優しさについて、お母さんにお話を伺いました。
「フーフー」の進化形!?
今年の夏の昼下がり、ママさんは自宅で焼きたてのピザをテーブルに運びました。4歳の息子さんに「熱いから気をつけてね!よくフーフーしてから食べるんだよ」と伝えたママさん。
しかし、息子さんは登園時に大活躍していた自分専用の手持ち扇風機を取り出し、その風をテーブルに置かれたピザの丸々1枚に当て始めたそうです。

間違ってはないけど…
息子さんの“まさかの行動”を目の当たりにしたママさんは、思わず笑ってしまったと言います。
「間違ったことをしているわけじゃないけど、大人は熱々のチーズがトロトロのピザが好きなのよ〜!と心の中で叫びました。みんなが食べるピザ全体を冷やしてくれていたので、ちょっとだけ残念な気持ちになってしまいました」
しかし、すぐにハッとしたと言います。息子さんにとって「冷ます」という行為の最適解は、自分の手持ち扇風機を使うことだったのです。

「冷ます手段=扇風機という概念が、息子の中で定着していたんだなと感じました。熱いと危ないから、みんなのためにピザを冷まそう!という息子なりの思いやりを感じて、なんとも言えない愛おしさでいっぱいになりました」
その後の息子の変化
この出来事の後、ママさんは息子さんに「パパやママは熱々のピザが好きだから、自分の分だけ冷ましたら大丈夫だよ」とお礼を言いつつ伝えたそうです。

以降、息子さんはラーメンなどの熱いものを食べる時には、自分の分だけを手持ち扇風機でピンポイントに冷ますようになったそうです。
息子さんの明るさや思いやりのある行動が、今後も多くの人を楽しませてくれるでしょう。
