近頃、シール集めやシール交換が流行しているのをご存知でしょうか。
@yaco.vlogさんが、おばあちゃん手作りのシール帳カバー(yaco cover)の動画をInstagramに投稿すると「天才!」「素晴らしいおばあさま」「自分でも作ってみたい」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
@yaco.vlogさんに話を聞きました。
おばあちゃん作の“yaco cover”

投稿していたのは、73歳のおばあちゃんが手縫いで作った“yaco cover”の動画です。
yaco coverはシール帳を収納できるアイテムで、内側にポケットも付いています。@yaco.vlogさんは幼い頃から入園グッズや振袖、髪飾りまで、おばあちゃんに作ってもらっていたそうです。

「平成風デニムのシール帳が欲しく、ピンとくるものがなかったので祖母に依頼しました」と@yaco.vlogさん。
おばあちゃんは和裁技術検定上級を持ち、若い頃は講師もしていたため、手先が非常に器用です。
完成したシール帳カバー(yaco cover)を見て、@yaco.vlogさんは「完璧で、私が欲しかったシール帳がそこにありました」と語りました。
「落書き程度の設計図は渡していましたが、完成までほぼ見ないで過ごしていたのでびっくりしました。やっぱり祖母に任せていれば間違いないと確信した気持ちもありました」
おばあちゃんも「73歳で老眼と戦いながら作ってよかった」と満足していたそうです。
SNSは“大好きなおばあちゃんの記録”
@yaco.vlogのアカウント名は「大好きなおばあちゃん(やこちゃん)の記録」に由来します。
シール交換がやりたくても相手がいなかったため、おばあちゃんと始めたのがきっかけです。
「祖母が流行に乗る反応が面白いので、最初は何も教えず始めることが多いです」と語ります。

そんな2人の仲良しの秘訣は「ケンカも本音もぶつけ合うこと」「翌日に持ち越さないこと」と@yaco.vlogさん。
本気でケンカしても、ご飯は一緒に食べ「おやすみ」も毎回言うんだとか。
最近はケンカの途中で笑って普通に戻ることも多いそうですよ。
おばあちゃんは家族以上の存在
今回の投稿に対する反響の大きさに「ここまで反響があるとは思っていませんでした。私たちの日常を投稿していただけなので驚いています」と話す@yaco.vlogさん。
あたたかい言葉や、おばあちゃんっ子のユーザーさんからのコメントに、楽しく返信しているといいます。
おばあちゃんも「73歳でも人から注目されることがあるんですね」とコメントしてくれました。

今後は旅行に行きながら、おばあちゃんとの日常やシール交換の様子を投稿予定だといいます。
また「ブランド名を“yaco club”として、yaco coverやキーホルダー、巾着などハンドメイド作品も販売したい」とのこと。
@yaco.vlogさんは「ハンドメイドを一緒に作っていく毎日も、私の大切な思い出になっています」と語りました。

@yaco.vlogさんにとっておばあちゃんは「友達のようで、応援団のような存在。否定されたことは一度もなく、家族以上の存在で、大好きという言葉だけでは言い表せません」と明かしてくれました。
家族以上の大切な存在として、これからも2人の時間が幸せに満ちますように。
