まだスマホを持っていない子どもが、ママやパパのスマホを借りて身近な人にLINEを送ることもあるでしょう。
@h_2802_nさんが、小学1年生の息子さんがパパさんに送ったLINEのスクショ画面をThreadsに投稿すると「最後が可愛すぎて…」「笑ってしまいました」「こういうのも大事」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
ママさんに話を聞きました。
お寿司を食べに行きたい息子さん
話題になったのは、小学1年生の息子さんが「お寿司を食べたい」とパパさんに送ったLINEです。
ママさんのスマホを使い、息子さんはまず「ぱぱきょわおすし」と送信。しかし、パパさんはスタンプで返しました。息子さんが「いきたい」と続けると、パパさんは「もう、ぐずってるんでしょ」と反応します。
息子さんが自分の名前を送ると、パパさんは「なにこれ、〇〇(息子さんの名前)が打ってるの?」と驚き、息子さんは「そうだよ」と答えました。
パパさんは「おうちでたべる」と提案しますが、息子さんは「やだ」と譲りません。
パパさんは「すぐに外に食べに行くとお金がなくなって何も買えなくなるよ」と説明し、息子さんは「もう、たべない」と少し拗ねた様子で返しました。
その後「ないてるよ」というメッセージとともに、ママさんはソファに顔をうずめる息子さんの写真を送信。
小学1年生の息子さんにとって、パパさんの壁はやはり高かったようです。


パパにLINEを送った理由とその結末
息子さんがLINEを送ったきっかけは、夕食の内容を尋ねたときに「お寿司」とリクエストされたことでした。
外食が増えていたが、パパさんならOK出すかもしれないと思い、ママさんが「パパに聞いてごらん」と伝えたのが発端です。
スマホを打つ息子さんの姿を見て、ママさんは「一生懸命伝える姿に成長を感じました」と話します。
「パパからNGが出た瞬間スマホを私に渡し、ふぇ~と泣きながらソファに収まったまだまだ幼い息子に、愛おしく、同時に面白いと思いました」と、当時を振り返るコメントも残してくれました。
その後、息子さんはすぐに気持ちを切り替え「またお金が貯まったら行く!」と言って涙を拭いたといいます。
さらに、ママさんが「大好きなパスタなら作れるよ」と提案すると、息子さんは笑顔で「よっしゃー」と叫び、鼻歌を歌いながらお風呂に入ったそうです。
投稿には共感のコメントも…
投稿に多くの反応が寄せられたことに「びっくりしました」と話すママさん。
息子さんが送ったことに気付くと、パパさんはひらがなで端的に返信し始めました。断りのLINEにも「本当はお金のことを気にせず連れて行きたい」という本音が隠れており、そうしたパパさんの様子に共感するコメントも多く寄せられたそうです。
ママさんは「これで間違っていないと後押ししてもらえた気持ちになりました」と、素直な想いを語っています。

ママさんによると、普段の息子さんは「何食べたい?と聞いたら普段から9割は回転寿司をリクエストする、元気いっぱいの長男」だといいます。
ネギトロかマヨコーンをひたすら食べる話や、拗ねたり泣いたりするときはソファの角が最近の定位置だという話も添えてくれました。
お寿司を食べに行きたいという願いが、近いうちに叶うといいですね。小学1年生のかわいらしいエピソードでした。
