好きなキャラクターになりきって衣装やメイクを楽しむ趣味として、多くの人に親しまれているコスプレ。最近ではイベントやSNSを通じて交流の場も広がり、幅広い年代の人が楽しむ文化となっているようです。@kurocat_cosplayさんが、コスプレに挑戦した3年後の姿をXに投稿すると「レベルアップしてる!」「すごい努力」「可愛い」などのコメントが寄せられ話題になっています。
コスプレについて、@kurocat_cosplayさんに話を聞きました。
独学で挑戦したコスプレ
@kurocat_cosplayさんがコスプレを始めたのは2023年、高校1年生のときのハロウィンでした。
本格的にコスプレイヤーとしてコスプレイベントに参加したり、スタジオへ撮影に行ったりし始めたのは、2024年の冬に行われたコミックマーケット第105回大会のときからです。
コスプレを始めたときと現在の様子を比べると、メイクや髪型、ポージングなどがずいぶんと変わっていますね。

コスプレをするときに気をつけていることについて「キャラクターにあったポージングやメイクをすること」と@kurocat_cosplayさん。
「まだまだ勉強中ではありますが、なるべくキャラクターを忠実に再現できるよう頑張っています。また、二次元にいるキャラクターを三次元に連れてきたかのような雰囲気を出したいなと思っているので、メイクはコスプレにしては派手にしすぎず『現実にいる』感を出せるよう頑張っています」と教えてくれました。

@kurocat_cosplayさんは、独学でコスプレをするなかで、ポージングの習得が一番難しかったといいます。
「メイクやウィッグは家で自分で見て練習できるのですが、ポージングはキャラに合ったポーズはもちろん、カメラで撮っていただく際、どう映るかも考えなければいけないのでそこが大変でした」と@kurocat_cosplayさん。
そのため、イベントやスタジオで撮ってもらった写真を見て、いいと思ったものは次に生かせるように研究しているといいます。また、アニメやゲームを何度も見返したりして、キャラの雰囲気や性格にあったものになるようにしているとのこと。

今回の投稿には多くのコメントが寄せられました。
反響を受けて「リプライや引用で『整形』『ずるい』など言われ、努力していないかのように言われてしまったのは正直悲しかったですが、反響には正直かなり驚きました。流行っていたハッシュタグに乗っかってみたら思っていた何百倍もの反応をいただいて、最初は嬉しかったのもありましたが戸惑いました」と@kurocat_cosplayさん。

また、学校の友人からは「すごいじゃん」と純粋に褒めてもらったといいます。ただ、反響が大きく、学校でも結構な人数にアカウントがバレてしまったようで、ちょっと恥ずかしい思いもあると教えてくれました。

今後について「いつかコミケでコスプレの写真集を出したり、売り子さんをしたりしてみたいです。また、いつかいろいろな方に私のコスプレを認めていただき、コミケなどのイベントの企業ブース等で公式レイヤーさんをやるのが一番大きな夢になってます」と話す@kurocat_cosplayさん。
独学でここまで変わっていくとは驚きでしたね。今後も夢に向かって頑張っていってほしいです。

