子どもの興味は学びの第一歩。好きなことを見つけると、自主的に学びたくなるものです。
働きながら3人のお子さん(2男1女)を東大理系合格に導いたきよみ先生(@kiyomi_sansu)が、次男くんが小学4年生のときに夏休みの自由研究で描いた絵をThreadsに投稿すると、その出来栄えに「小4レベルではない」「丁寧な子だ」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
きよみ先生に話を聞きました。
花のつくりに興味を持った次男くん
幼い頃から一つのことにコツコツと取り組むタイプだったという次男くん。
小学校4年生の頃、塾の資料を読んでいたときに「花のつくり」のページに出会いました。
普段何気なく見ていた花に「花びら」「がく」「めしべ」「おしべ」などの名前があると知り、さらに詳しく調べたいと思ったそうです。
「夏休みの自由研究でまとめてみたい」と考えた次男くんは、花のつくりをテーマに選ぶことに。
ノートに書くだけでなく、絵や文字を工夫して見やすくし「見て楽しい作品」に仕上げるため時間をかけて取り組みました。
コツコツと丁寧に仕上げることを意識
自由研究では、誰が見ても分かりやすい作品を目指した次男くん。
作業は一気に仕上げず、数日に分けてコツコツと取り組み、1日ごとに作業内容を1つに絞り、文字や色塗りを丁寧に仕上げました。
花の種類ごとに断面を描き、部位の名称や特徴も詳しく記載。まるで花の図鑑のようなクオリティです。

完成した作品を見たきよみ先生は「絵も文字も詰め込みすぎず、花の一つひとつを丁寧に観察し、とても分かりやすい」と感心したそう。
小学校の自由研究は体育館の壁に貼られるため、低学年の下級生にも分かるように工夫された点も印象的だったといいます。
この作品を通じて、次男くんの「花をじっくり観察する力」や「理科の知識を文字と絵でまとめる力」がしっかり育ったと感じたきよみ先生。本人も楽しみながら一生懸命取り組んでいたそうです。
そんな次男くんは、絵の教室に通ったことはなく、保育園の年長から1年生まで硬筆を習っており、字の形や書き方を丁寧に練習したことが、きれいな字につながっているのだそうですよ。
現在の次男くんは
花のつくりの自由研究に取り組んだ夏休みから年月が経った今、次男くんは東大生になっています。
小学生の頃から理科や工作などに興味があり、あくなき探求心を追求していた次男くん。
これからも、自分の好きな道を進んでほしいですね。
