カラスに襲われ、3本足になってしまったオス猫のポッキーくん。そんなハンデがありながらも、飼い主の@sayakap2さんのもとで幸せに暮らしています。
甘えたいけれど仕事中の@sayakap2さんに遠慮しているポッキーくんの姿がTikTokに投稿されると「切なくてきゅんてなります」「泣けてきました」「尊すぎる」などのコメントがたくさん寄せられていました。
そこで今回は、ポッキーくんのことを@sayakap2さんに聞きました。
幼いときにカラスに襲われ3本足に…
現在6歳のポッキーくんは、生後1ヶ月未満のときにカラスに襲われているところを@sayakap2さんに保護されました。そのときは足先だけがなく、骨がむき出しで、かなり衰弱していたそう。
そのため、なんとか肉が骨を覆うように再生しないか、病院で治療を続けたのですがそう簡単にはいきませんでした。

これ以上治療をしても回復の見込みがなく、感染症で命に関わる可能性があると医師に言われたため、@sayakap2さんはポッキーくんが生後6ヶ月のときに切断の決意をします。
そしてポッキーくんは3本足となりました。
世界一電車に乗っている猫?
@sayakap2さんは「ポッキーが私に甘えているときは心の底から幸せです」と語ります。
ただ、ネイルの仕事をしている@sayakap2さんは、甘えるのは日常的ですが、毎回構うわけにはいかず、心を鬼にして作業していると話していました。

そんなポッキーくんの性格は、引っ込み思案の寂しがり屋。
「サロン内ではすべてのお客様に警戒心を持つこともなくのんびり過ごしていますが、他の場所ではビビりです」
しかし、@sayakap2さんの言葉を100%理解してくれるポッキーくんに対して「とても賢い子だなと思います」と語ってくれました。

@sayakap2さんは、毎日地下鉄に乗って出勤していますが、ポッキーくんも赤ちゃんのころから毎日一緒でした。その回数は約3600回ほどで、暴れることも鳴くこともなく大人しく電車に揺られていると話します。
「世界一電車に乗っている猫だと思う…」と@sayakap2さん。
また、もともとまったく鳴かない子だったというポッキーくん。ですが、サロンではみんながおしゃべりでワイワイしているため、ポッキーくんもいつの間にかおしゃべりになり、何かあるとニャーニャーと話してくるといいます。
その一方、自宅では一切しゃべらないと語っていました。
フットネイルが始まると…
ポッキーくんはフットネイルのお客様の膝の上が大好きで、膝に乗ってもらうことを目当てにフットネイルを受ける方もいるそうです。

また、今回TikTokに投稿した動画に、たくさんの反響があったことに対して@sayakap2さんは多くの方に生きる力をもらったといいます。

仕事中の@sayakap2さんに、遠慮しているようなポッキーくんのそっと置いた手がかわいらしいです。

@sayakap2さんは、動画のコメントで「癒されますという言葉をもらって、癒されてるのは私だけではないんだなと心から嬉しく思います。3本足というハンデを持ちながらも、それを感じさせないポッキーの姿を世界中の人に見てもらいたいです」とも話していました。
甘えたいけれど仕事中の@sayakap2さんに遠慮するポッキーくんの姿は、本当にかわいらしく大好きでたまらない様子が伝わります。3本足というハンデを負っていてもそう思わせず、幸せそうに過ごしている姿に癒された方も多いのではないでしょうか。

