夏祭りといえば金魚すくい。子どもの頃、持ち帰った金魚をうまく育てられなかったという人もいるでしょう。
@morikonnyakuさんが夏祭りですくった金魚のビフォーアフターをYouTubeに投稿すると「これは面白い」「すごいお父さんすぎる!」などのコメントが寄せられ話題になっています。
投稿者さんに話を聞きました。
田んぼの土で金魚を飼育
小さい頃から生き物が好きだったという投稿者さん。自営業で時間の調整が比較的自由にできるようになったため、子どもの頃にできなかったことや好きなことを経験しています。
投稿者さんはある日、お子さんたちとお祭で金魚すくいをしてきました。すくった金魚を自宅に持ち帰り、金魚がうまく育つよう、まずは水温に慣れさせてからカルキの入っていない水に放します。

以前、田んぼの土からたくさんの微生物や生き物が無限に湧き出てくるのを観察していた投稿者さん。ふと、田んぼの土で金魚を飼育したらどうなるのかな?と思ったそう。
そこで知り合いの方の田んぼから土を分けてもらい、普通の水と田んぼの土を入れた水それぞれで、お祭りの金魚を3匹ずつ飼育。さらにもう1匹は、亀を冬眠させていたという一番濁った水で育てました。
2ヶ月が経過し、それぞれどんな金魚の育ったか確認した投稿者さん。すると、亀を冬眠させていた水の金魚が一番赤く育ちました。次に田んぼの水で育てた金魚が赤く大きくなり、普通の水で育てた金魚は色も薄く大きさも若干小さいという結果になりました。

弱らせてしまわないように
投稿者さんは今回金魚を飼育する際、生き物の飼育観察とはいえ実験的な要素があったため、自らのミスで弱らせてしまわないように気をつけたそう。

金魚の他にも、たくさんの生き物を飼育したり捕獲したりしている投稿者さん。「エサを与えて食べてるところを見てると可愛いです」とその魅力を語ります。弱ってしまったり病気になったりすると自らの判断が生き物の命を左右するので、そこが大変なのだとか。
投稿者さんは、投稿を通じて「自然遊びを楽しみ、ワクワクして外に出かける親子が増えるとうれしいです」と話してくれました。

これからも、身近な自然や生き物の面白さや魅力を伝えていってくれることでしょう。
