時間を忘れて好きなことに没頭していたという経験は誰しもあるものでしょう。しかし、周りが大騒ぎしていても全く気にしないでいられる人は珍しいのではないでしょうか。
@strings4sistersさんがバイオリンを練習する次女さんの動画をInstagramに投稿すると「カオスww」「微笑んでるの可愛い」「素敵な音色」などのコメントが寄せられ話題になっています。
ママさんに話を聞きました。
双子たちが大騒ぎする中で
バイオリンを習っている8歳の次女さん。ある日おうちで練習していると、その周りを下の2歳の双子ちゃんたちがにぎやかに声を上げて走り回っています。
普通なら双子ちゃんたちが気になってしまい練習どころではなさそうですが、次女さんはまったく動じないどころか、少し微笑みながらバイオリンを奏で続けました。

次女さんは小さい頃から、他にも折り紙やうんていなど、好きな事は一日中やり続ける子でした。「集中力は生まれ持ったものだと思います。」とママさんは話してくれました。
「次女はお友達の影響でしょうか。特に心当たりもないほどじわじわとやりたいと言い出したのを覚えています。」と次女さんがバイオリンを始めたきっかけについてママさんは語ります。
ところが、習い始めるとバイオリンに夢中になったそう。幼稚園に行く前に弾き、帰宅後も弾き、休日は一日弾いていたのだとか。その後ジュニアオーケストラに入団し、色んな所で演奏する機会も増えたといいます。あまりにも楽しそうなので長女さんも楽器を始めたがりました。
ママさんは子どもたちと一つだけ約束しています。それは、「楽しくないなら辞めなさい、楽しいなら全力でやりなさい」ということなのだとか。

バイオリンが大好きな次女さん
ママさんが小さい頃は親にやらされてる状況だったため、次女さんを見て「こんなに楽しめる子もいるんだなぁ」と感じています。親戚の集まりで聞いてもらったり、姉妹で演奏したりと羨ましい気持ちもあるそうです。
次女さんの小さい頃のバイオリンの先生はサバサバした先生で、レッスン中は、「足!!」「姿勢!!」「あくび!!」など厳しい声が聞こえてくることも。ところが次女さんは「私は一度も怒られたことない」と怒られていることに気づかなかった様子。それほどバイオリンと先生が好きだったようです。

ママさんは次女さんの今後について、周りからもインスタでも「プロになるなら…」「音大は…」など色んな意見をいただくそうですが、「明日には飽きてるかもしれないという気持ちで見守っています」と笑います。
「音楽は自分を表現する手段であり自分を彩る一色にすぎないのでこれからも好きな事、楽しい事、全力になれるものをたくさん見つけて彩り豊かな人生を送ってほしいと思っています。」とあくまで次女さんの気持ちを尊重するスタンスです。そんな次女さんの夢はバイオリン「ミスト」だといいます。

無限の集中力を持った次女さんの将来が、今から楽しみですね。
