妊娠や出産を経て、体型が変わったと感じる人は少なくないでしょう。@romiiiy_さんが、ダイエットに成功して綺麗になった姿をTikTokに投稿すると「若返ってる」「生き方が素敵」「尊敬します」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
ダイエットについて、ママさんに話を聞きました。
自慢のママになりたい!
もともと太りやすい体質だったというママさん。30歳を過ぎてからの妊娠で13kg増え、全身に脂肪がついてしまったといいます。
その後シングルマザーになり、女性としての美を諦めてしまった時期もあったそう。

当時はひたすら子どもたちのために働き「ママかわいい!」という言葉に癒されていましたが「子どもたちのためにもっとキレイで、自慢のママになりたい」という思いが強くなります。
さらに、“シングルマザー=大変・疲れている”と見られたくないという気持ちから、ダイエットを始めたといいます。

成功の鍵は食生活と運動の改善
以前のママさんは、身長153cmで58kg。
カップラーメンやピザ、チョコレート、甘いカフェラテ、コーラなど、食べたいものを好きなだけ食べる食生活を送っていました。
そこで、まずは食生活を見直すことに。カップラーメンをやめ、パンをお米に、飲み物を水に変えました。コーヒーもブラックにし、とにかく砂糖を控えることに。
「でも、我慢しすぎるのも逆効果なので、しっかり食べたい物を食べる日を作りました。今もアイスも食べるし、ケーキを食べる日もあります!」と教えてくれました。

あとは、よく動くようにしたそう。自宅から最寄りの駅まで2kmあるので、毎日出勤前に30分歩いて、帰りも30分歩いたママさん。
「人って1ヶ月続けると習慣になるんですよ(笑)なので苦ではなかったです」と話しています。
そのような生活に変えたことで、気付いたら痩せていき、1年弱で16kgを落とすことに成功しました。
無理なダイエットはしないように
ダイエットを続ける上でママさんが大切にしたのは「楽しむ」こと。無理なダイエットは逆効果だと考え、好きなアーティストの曲を聴きながらウォーキングしたり、YouTubeの運動動画でモチベーションを保ったりしました。
体重が減らないときも「この生活を続ければいつかまた落ちる!」と気楽に考えていたといいます。

ダイエットを成功させたママさんを見て、子どもたちは「世界一かわいい」「お化粧してもすっぴんでもキレイ」「20歳に見える」など、惜しみなく褒めてくれるようになったといいます。
さらに、周りの人からも褒められることが増え、仕事で年齢を話すと驚かれることもあるそう。同窓会では、20年以上ぶりに再会した友人たちから「かわいい」と言われ、とても嬉しかったと話していました。
「みんな変わらない。いい年の取り方ができている」と感じたママさん。友人たちと「自分たちが思っていた40歳より全然若いし、まだまだいけるよね!」と、お互いを高め合ったとのこと。
女性が働きやすい環境を
今後、挑戦してみたいことについて「女性が安心して働ける会社を作りたいです」とママさん。
「独身、既婚者、シングルマザー、すべての女性が働きやすく、稼げる仕組みを作りたいです。女性の力は本当にすごい。やはり覚悟が決まっている人は顔つきが違います。女性が活躍することが、巡り巡って社会貢献につながると思います」と話していました。

「それがどのような形かは今はまだわかりませんが、これはシングルマザーになってから沸々と沸き出てきた考えです。今はとにかく社会人としてのスキルをもっともっと上げて、いろんな人と出会って、いろんなことを知って勉強したいと思ってます」と、今後の思いについても教えてくれました。
子どもたちのためにダイエットを頑張ったというママさん。きっと子どもたちにとって、さらに「自慢のママ」になったことでしょう。

