つらいときでも、そばで支えてくれる人がいるだけで、なんとか踏ん張れることがあります。一人じゃないと思えるだけで、心がふっと軽くなるかもしれません。大谷歩さん(@eau_de.vie)が、離婚調停中にもらった息子さんたちからの手紙をThreadsに投稿すると「素敵すぎる」「これは泣ける」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
息子さんたちからの手紙について、ママさんに話を聞きました。
そっと置いてあった手紙

離婚調停中だったママさんは、当時13歳と12歳の息子さんから手紙をもらいました。そこには「もう一人じゃないぜ」「心から愛してくれてありがとう」といった言葉が綴られていたのです。
この頃、体調も悪く“人生のどん底”と感じていたママさんは、息子さんたちからの手紙を見て号泣。
当時の思いについて、こう話します。
「『心から愛してくれてありがとう』なんて、私は言ったことも聞いたこともなく…。一人で育ててきた世界一大切な息子たちに言ってもらえたことが、何時間も泣いてしまうほど嬉しかったです」

そして現在、息子さんたちは18歳と17歳に。
「シングルマザーとして、寂しさや我慢をたくさんさせてしまったのに、こんなふうに思ってくれていたなんて。不器用な私のもとで、たくましく成長してくれたことが本当に嬉しく、誇らしく思いました」
そんな想いから、このときの手紙を投稿することにしたそうです。
ストレートな思いが綴られた手紙は、ママさんの心を大きく支えてくれました。

責任感が強い長男と、思いやりあふれる次男
普段の長男さんは「責任感が非常に強く、将来の夢へ向かって真っ直ぐに頑張れる子」。
そして、心からの優しさで家族を守ってくれようとします。言葉数は少なめですが「無理しないでね、大丈夫?」と、よく声をかけてくれるそうです。
また、次男さんは、いろいろなことを相談しにきてくれ、一緒に笑い合うことが多いといいます。人への思いやりがあって、ママさんの疲れなどをすぐに見抜いて「大丈夫?早く寝てね!ゆっくり休んでね」とよく声を掛けてくれるのだとか。
ママさんは「2人とも本当に優しく、誰よりも“ありがとう”を言ってくれる子です」と語ります。

幸せになってほしい
息子さんたちからは「お母さんって本当に怒らないよね?」とよく言われるママさん。
「本当に母親として怒ることをしなくても、自分たちでちゃんと自立してくれています。『お母さんがお母さんで良かった』と最近よく言ってくれるのが本当に嬉しく、一瞬で疲れが吹っ飛びます」と話していました。
息子さんたちは「もう一度結婚して幸せになってほしい」と伝えてくれているそうです。
ママさんのことを思っている様子が伝わりますね。親子の絆に心が温まる、素敵なエピソードでした。

