スポーツ選手や運転士、芸能人など、子どもたちはさまざまな夢をもっているでしょう。夢に向かって努力を続けている子もいるかもしれません。@nbaquest_さんが、1歳からバスケを始めた息子さんの現在の姿をInstagramに投稿すると「泣いた」「努力がカッコよすぎる」「ただただスゴイ」「撮影し続けたママもすごい」「感動」「ほっこり」などのコメントが寄せられ話題になっています。
息子さんについて、お父さんに話を聞きました。
1歳から始めたバスケ
長男の凪斗さんは、1歳からバスケを始めました。球技が得意なお父さんとよくボール遊びをしており、お父さんのバスケの練習に連れて行くこともあったため、凪斗さんもバスケをするようになったといいます。

家の中のバスケットゴールを使って練習を続けていた凪斗さん。
お父さんとしては、凪斗さんが年長さんくらいのときに「全力でチャレンジすれば、みんなプロ選手になれる可能性がある!」という思いから、真剣にバスケを教え始めたことが夢への挑戦の始まりだったといいます。
とはいえ「この時は僕だけが夢を見ていました(笑)」と、まだ小さな凪斗さんは楽しいが優先していたのかもしれません。

凪斗さんが本気でバスケに挑むようになったのは、小学3年生の頃からでした。
それからも、練習を重ねて日々成長していく凪斗さん。そんな姿を見たお父さんは「子どもが少しでもたくさん成長してくれたら幸せです。全力でバスケに取り組み、成長している姿を見させてもらっていることが最高の時間でした」と話します。
お父さんは、小学校の6年間サッカーをしており、中学と高校は6年間バスケをしていました。高知の社会人バスケチームに所属した後、現在は地域のミニバスのコーチやオンラインでバスケットスクールを運営しています。

お父さんと一緒に練習をする中、凪斗さんは「どうしてもお父さんに勝ちたい」という気持ちが芽生えます。
そして小学5年生のとき、目標であったお父さんに凪斗さんがバスケで勝利したのです!お父さんとの勝負に勝ち、跳びはねてハイテンションで大喜びの凪斗さん。一方で、お父さんはそのときの心境について「僕も負けず嫌いなのでめちゃくちゃ悔しかったです!けど、すごく嬉しかったのも覚えています。あんな気持ちを味わったのはあのときだけです(笑)」と話しています。
凪斗さんとしては、小学1年生の頃から挑んでいたお父さんに勝利し、5年間の思いが爆発したのでしょう。

現在15歳になった凪斗さんは、県外の高校を選択してバスケに励んでいます。
お父さんは、今後の凪斗さんについて「この先、プロバスケット選手になってもなれなくても、何かに挑戦するという気持ちを失わず、日々成長しながら楽しい人生を歩んでもらえたら、いうことはありません」と話します。
また、凪斗さんへ「いつでも、どんなときでも家族で全力で応援してるよ。だから、凪斗も失敗しまくりながら全力で挑戦してほしい!」とエールを送りました。
お父さんの夢が息子さんの夢へと繋がっていったのですね。これからも、凪斗さんとお父さんの夢は続いていくのでしょう。

