文化も言葉も異なる海外での生活は、ワクワクする反面、不安もつきもの。そんな中、日本に来て「想像と全然違った!」と語るのは、中国出身・20代のメイさん。
母国では多少の遅延は当たり前だった公共交通機関が、日本では驚くほど正確で、その時間にまつわる感覚の違いにカルチャーショックを受けたといいます。
今回は、日本での驚きと感動に満ちた体験について、メイさんにお話を伺いました。
バスと電車が遅れない!1分遅れの謝罪に驚愕
日本に到着して間もない頃、メイさんが最も驚いたのは、バスや電車がほとんど遅れないことでした。
「私の国では、バスや電車が時間通りに来ることはあまり期待できません。むしろ、多少遅れるのが普通です。ですから、日本の電車が1分遅れただけで車掌さんが謝罪しているのを見たときは、本当に不思議に思いました」
その正確さは、メイさんにとって信じられない光景だったようです。
時間に正確な日本人!交通機関も人も時間に厳しい
この体験を通して、メイさんの日本に対する印象は大きく変わりました。
「日本の交通機関が時間に正確なのはもちろんですが、日本人も時間にとても厳しいと感じました。待ち合わせの時間もきっちり守りますし、全体的に時間にルーズな人が少ない印象です」
この時間に対する意識の高さは、メイさんにとって新鮮であり、日本の社会全体の特徴だと感じたようです。
時間通りに来る電車のおかげで、朝の読書が快適に
日本の公共交通機関の正確さは、メイさんの日常生活にも良い影響を与えているようです。
「時間通りに電車が来るので、毎朝、時間をそこまで気にすることなく安心して読書ができるようになりました。これは、私の国では考えられないことです」
時間に追われることなく、自分の時間を有効に使えるようになったことに、メイさんは喜びを感じています。
日本人は1分単位で時間を守る!それが日本の魅力
日本での生活を通して、メイさんは他の外国籍の方々に伝えたい日本の魅力として、日本人の時間に対する意識の高さを挙げました。
「日本人は本当に1分単位で時間を守ります。最初は驚きましたが、おかげで生活のスケジュールが立てやすく、とても快適です。これは、日本の大きな魅力だと思います」
中国出身のメイさんが体験した日本の公共交通機関の正確さ。それは、日本人が当たり前だと思っているかもしれませんが、外国人にとっては驚きであり、日本の社会の秩序や人々の意識の高さを象徴する出来事と言えるでしょう。
