結婚に至る過程は人それぞれ。すぐに結婚する人もいれば、長年の交際を経て結婚する人もいるでしょう。@aaaaaayn0さんが、旦那さんとの思い出をまとめた動画をTikTokに投稿すると「素敵すぎ」「理想の素敵なカップル」などのコメントが寄せられ話題になっています。
2人のこれまでについて、あやなさんに話を聞きました。
これまでの2人の時間
あやなさんは動画作成の理由について「中学生の頃はSNSが普及しておらず、思い出を残せなかった寂しさがありました。でも今は、写真や動画を気軽に形にできるので、普段から作成しています」と話します。
高校時代、たけるさんは甲子園を目指し隣県の高校へ進学。遠距離恋愛だったため、会ったときは動画を撮り、いつでも見返せるようにしていました。プロポーズの動画も、大切な瞬間を残し、たけるさんの愛情をいつでも思い出せるように作成しています。
プロポーズの動画を見返し、たけるさんがカメラやサプライズ、音楽、花束、指輪を準備してくれていたことを思うと、あやなさんは自然と涙が溢れたそう。一方、たけるさんも動画を見て婚約を実感し、気づけば2人で泣いていました。

2人の出会い
小学生の頃は同じ学校でしたが接点はなく、たけるさんは冬でも半袖の野球少年で、あやなさんにとって近づきにくい存在でした。中学で隣の席になり、フレンドリーで面白い一面を知り仲良くなりました。
あやなさんの初恋、失恋、復縁の相手はすべてたけるさん。最初は「好き」の気持ちが分からなかったものの、いつの間にか彼のことを考えない日がなくなり、交際に発展。あやなさんが思いを伝えたとき「俺も好きだった」と、たけるさんも答えてくれたそうです。
中学時代に付き合うも、一度別れ、あやなさんは2年間片思いに。野球の試合後に久しぶりに送ったメッセージがきっかけで復縁し、それから約9年の関係が続いています。
9年間の交際期間
9年間の交際期間の中で、大変だったのは高校生活。その頃はまだ付き合って間もなくお金もなかった2人にとって、遠距離恋愛はかなり壮絶だったといいます。

遠距離生活をするなかで、お互いの大切にしたいものの違いからすれ違いも多かったそう。しかし、あやなさんの片思いの期間を知っているお母さんが、隣県まで送迎するだけでなく、試合には必ず連れて行ってくれたり、喧嘩の際には背中を押してくれたといいます。
「今の私たちがあるのは母のおかげです。本当に感謝しています」と、あやなさんは話してくれました。

遠距離が決まったときは、毎日のように泣き、始まってからも寂しくて何度も涙流したあやなさん。しかし、寂しいことばかりではなく、周りの人の温かさに気付くことも。
「“たけるが隣にいる”これ以上の幸せはないと、離れているからこそ気付けた幸せも数え切れないほど見つけられたから、私にとって遠距離は寂しくもあり、幸せで温かい、不思議な気持ちになる大切な大切な思い出です」と話しています。
旅行先でのプロポーズ
あやなさんは、プロポーズをされたとき、夢の中にいるような感覚だったといいます。
「目の前に広がる幸せは本当なの?本当に現実なの?」という思いが大きく、2人で撮った写真に映る指輪を見て、ようやく実感が湧き涙が溢れたそうです。

たけるさんはサプライズで沖縄旅行を計画し、予約もすべて自分で手配。あやなさんは行き先を知らされていませんでした。旅行先では、ドレスコードでの食事後「少し時間が欲しい」とたけるさんが先に部屋へ。
その後、蝶ネクタイ姿のたけるさんに「目を瞑って入って」と案内されると、遠距離時代に聴いていた曲が流れる感動の演出がありました。
「9年間変わらず大切にしてくれた愛情が形になったプロポーズ。夢のような幸せをありがとうの気持ちでいっぱいです」と、あやなさんは話します。
今後について「これまでの2人らしさを大切にした夫婦でいたいです!たわいない会話で笑い合い、素でいられる関係を続けたい」と話すあやなさん。
とても素敵な時間を過ごしてきた2人は、これからも変わらず、幸せな日々が続いていくことでしょう。

