高熱が続き、左胸に激しい痛み→その後、病院で判明した病。「気持ち」現在の様子について聞いた

高熱が続き、左胸に激しい痛み→その後、病院で判明した病。「気持ち」現在の様子について聞いた
闘病中①(@noa_beyourselfさんより提供)

32歳のとき、@noa_beyourselfさんは38℃以上の高熱が毎日続き、左胸に激しい痛みを感じました。
病院で検査を受けた結果、判明したのは乳がんの中でも非常に稀なタイプの病気でした。
闘病を経た今だからこそ語れる当時の思いや、現在の様子、そして今後の目標について伺いました。

治療を開始してから判明した病気

@noa_beyourselfさんは、2024年2月上旬に左胸の痛みを感じ、2月下旬には自分でしこりを見つけたことから、すぐに病院を受診しました。さらに3月には痛みが強くなるとともに赤みも広がり、4月には38℃以上の高熱が出始めます。

@noa_beyourselfさん①(@noa_beyourselfさんより提供)

検査の結果、乳がんと告知された@noa_beyourselfさんは、「人生終わった」と思いました。ただ、それは命の終わりという意味ではなく、社会的に孤立してしまうことへの不安が大きかったからだと振り返ります。

一方で、医師からは「今は治療に専念して、治ったらまた元気に社会復帰している人がいっぱいいるよ」と励ましの言葉をかけられたといいます。

闘病中①(@noa_beyourselfさんより提供)

最初に乳がんと告知された後、治療開始後になって、乳がんの中でも非常に稀で進行が早い『炎症性乳がん』だったことが判明しました。そのときは、「なんで私が?」と思った@noa_beyourselfさん。

ただ、告知を受けたのは、一番つらい症状が出て少し落ち着いた頃でした。そのため、「やっと原因がわかった」という安心感のほうが大きかったと振り返ります。

治療は終了し、経過観察に…

@noa_beyourselfさんが病気と闘う中で一番つらかったのは、社会的孤立という精神面でした。身体的にも苦しかったといいますが、2人に1人ががんになる時代と言われているとはいえ、同世代ではとても少ないと感じていたことを明かします。

闘病中②(@noa_beyourselfさんより提供)

「なんで自分だけ」という思いを抱えることもあったそうです。そんな中、心の支えとなったのは、趣味の存在と周囲の人たちの支えでした。

「がん教育講師」を目指して

現在は治療を終え、経過観察を続けており、2026年9月には乳房再建手術を予定しています。

@noa_beyourselfさんがSNSで自身の病気について発信し始めたのは、『炎症性乳がん』が非常に珍しい病気だと知り、自身の経験が誰かの役に立つかもしれないと思ったことがきっかけでした。

発信を通して同世代のがん患者さんに伝えたいのは、「1人じゃないよ、仲間がいるよ」という思いです。また、今は健康に過ごしている人たちにも、万が一のときに適切に行動できるよう、普段から自分の体と向き合うことの大切さを伝えたいと話しています。

@noa_beyourselfさん②(@noa_beyourselfさんより提供)

これまではやりたいことを後回しにすることが多かったそうですが、病気を経験したことで、「やりたい」と思ったことはすぐに行動へ移すよう心がけるようになったといいます。今後の目標は、「がん教育講師」になること。

「来年、治療が全部終わったら挑戦したいと思います!」と話していました。

また、@noa_beyourselfさんは投稿の中で、「自身の発信がきっかけとなり、『レディース検診を受けよう!』と思ってもらえたら嬉しいです」と語っています。

自身の経験をありのままに発信する@noa_beyourselfさんの投稿は、乳がん検診や自身の体と向き合うことの大切さについて、改めて考えるきっかけとなりそうです。

この記事の写真一覧はこちら