「昔はなんともなかったのに、最近特定の場所に行くと鼻がムズムズする」
「大人になってから体質が変わった気がする」そんな経験はないでしょうか。
アレルギーは、ある日突然自覚することも少なくありません。
特に、長年親しんできたペットとの関係のなかで、思いもよらない形で体質に気づくケースがあるようです。
今回は、実家で10年間犬や猫と暮らしていたものの、社会人になってからの健康診断で初めて自身のアレルギーを知ったという、30代の会社員女性の体験談をご紹介します。
実家では10年間「ただのホコリ」だと思っていた
都内在住の30代女性がその事実に気づいたのは、社会人になって初めて受けた定期健康診断のことでした。
会社負担の診断に、自己負担でアレルギー検査のオプションを追加したのがきっかけだったといいます。
結果は「猫フケアレルギー(強)」と「犬フケアレルギー」。
しかし女性は、実家にいた頃、10年ほど犬や猫と一緒に生活していました。
当時はアレルギーの自覚がまったくなかったそうです。
「猫が私の枕をよくベッド代わりにしていたので、就寝時に『なんか、くしゃみが出るな? 猫にホコリでもついたのかな?』と思う程度でした。
ずっとただの鼻炎気味だと思っていたんです」
もともと強めのスギ花粉症を持っていたという女性ですが、検査結果を見ると、犬猫アレルギーの反応度合いの数値が花粉とほぼ同等だったことに驚愕したといいます。
「うそぉ!? 10年も一緒に暮らしてたのに、あの鼻炎ってアレルギーだったの!? と目を丸くしました。
すぐに結果の写真を撮って親に送り、笑い話にしましたね」
離れて暮らしたことで「耐性」が変わった?
アレルギーが発覚したこと自体には驚いたものの、実家暮らしの頃はそれほど気にしていなかったという女性。
しかし、一人暮らしを始めてから、体に明らかな変化が現れるようになりました。
ペットのいない環境で暮らすようになり、たまに実家へ帰省すると、玄関を開けた瞬間にくしゃみや鼻水、目の痒みを感じるようになったのです。
「今も猫は元気に実家で暮らしているので、帰省するとすぐにスリスリと体をこすり付けてくれるのですが、その瞬間からくしゃみが連発してしまって……。
実家にいた時は、毎日触れ合うことで体が慣れていた(耐性があった)のかもしれませんが、離れて暮らすうちにその耐性がなくなってしまったのかな、と毎回不思議に思います」
大好きな犬や猫への気持ちは変わりませんが、一人暮らしを始めたら行こうと楽しみにしていた「猫カフェ」への足は、泣く泣く遠のくことになってしまいました。
「気にしすぎない」ことも、上手に付き合うヒントに
現在は、短時間の帰省であればマスクを着用し続けるなど、自分なりの対策をしてペットとの時間を楽しんでいるという女性。
同じように「実家でペットを飼っていて、今は一人暮らしをしている」という人に向けて、実体験から得たささやかなアドバイスを語ってくれました。
「帰省を終えて自分の家に帰ってきたら、すぐに服を脱いで隔離し、そのままお風呂に入ることをおすすめします。
脱いだ服を近くに放置したまま寝てしまうと、翌朝起きた時に鼻詰まりや喉の乾燥でつらくなることがあるんです」
また、女性はある産業医との雑談の中で、
「血液のアレルギー検査は、人によっては出方が異なることもあるから、そこまで神経質に気にしなくてもいいよ」
と言われた経験もあるといいます。
「正直、日常生活で深刻な症状が出るレベルでなければ、あまり気にしすぎない方が幸せに暮らせる面もあるのかな、と思っています」
環境の変化によって、それまで隠れていた体質が見えてくることは誰にでもあり得ます。
しかし、それを過度に恐れるのではなく、自身の体調と相談しながら「ちょうどいい距離感」を見つけていくことが、アレルギーと優しく付き合っていく秘訣なのかもしれません。
※この記事はAI生成された画像を使用しています
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