長年大切にしまってきた、ある小さな宝物。そこには、30年越しの甘酸っぱい記憶が息づいていました。
トリッシュさん(@torish935)がその写真をXに投稿すると、多くの反響が寄せられました。
いったい何が写っていたのでしょうか?
トリッシュさんに話を聞きました。
告白して玉砕…それでも消えなかった思い
高校3年生になったばかりの春、トリッシュさんはある男子に告白しました。
通う高校は異なりますが、小学生のときからずっと好きだったといいます。しかし「気になる人がいるから」と振られてしまい、泣きながら帰りました。
それでも気持ちは変わらないまま1年が過ぎ、迎えた卒業式の日のこと。帰り道で偶然にもその人に遭遇したのです。
そのとき、チラリと見えた学生服のボタン。
「これ渡そうと思って。2番目のボタン…」と、恥ずかしそうに手渡してくれました。

トリッシュさんはあまりの嬉しさに「絶対になくしたくない」と、そのときの気持ちとともに、大切に保管することにしたのだとか。そう、このボタンをくれた人こそ、今の旦那さんなのです。
この“偶然の再会”には、続きがありました。後に旦那さんが明かしてくれたところ、実はトリッシュさんの帰り道を通って待っていたといいます。どうやら、思いは通じ合っていたようです。
遠距離恋愛を乗り越え、12年後に結婚へ
その後2人は付き合い始めましたが、まもなく旦那さんは海外留学することになり、遠距離恋愛がスタートしました。
やがて旦那さんは帰国しますが、今度はトリッシュさんが海外で学ぶことを希望し、再び遠距離恋愛に。それでも「お互いに切磋琢磨できる相手として、信頼関係を築いていきました」と振り返ります。
互いの仕事も生活も国内で安定した頃、2人は自然に結婚へと至ったそうです。ボタンをもらったあの日から、12年後のことでした。
投稿された写真には、トリッシュさんの手のひらに乗った小さなボタンが写っています。そばには赤くて可愛らしい指輪ケースも。30年経った今でも大切に持ち続けています。
「老後に驚かせたくて」今はまだ秘密の宝物
ボタンのことは、旦那さんには秘密にしているそうです。子育てが終わり、穏やかな老後を迎えた頃に「ねぇ、これ覚えてる?」と驚かせたいからとのこと。
「そのときは、笑いながら伝えたくて」と語るトリッシュさん。

思い返せば、旦那さんに一目惚れしたのは小学5年生のとき、同じクラスになったその日からでした。
「もう運命の人だなって今でも思っています。これからも、お互いに思いやりをもって誠実に。優しい気持ちを持ち続け、よく会話する夫婦でありたいです」と語っています。
投稿には「わあーすてき!!」「ステキすぎる!!!」「青春の思い出ですね」などのコメントが寄せられました。
失恋、嬉しい告白、遠距離恋愛を経た結婚と、2人の歴史を静かに見守ってきた1つのボタン。
その存在が元の持ち主に明かされるその日は、まだまだ先のようです。
提供元:@torish935さん(X)
