女性の生き方が多様化する中で、キャリアや家族の形に悩む人は少なくありません。
そんな現代において、ある1人の「お母さん」の歩みが、SNSで大きな反響を呼んでいます。
インフルエンサーとして活動する娘さん(@kachan_taisyo)が、そのパワフルで愛に溢れたお母さんの生き様を投稿し、世代を超えて多くの人々の心に勇気を与えています。
いったいどのような投稿だったのでしょうか?
33年前の写真と、変わらぬ「最強の母」の姿

話題となったのは、娘さんが76歳になる母親への感謝を込めて制作した動画です。
そこには、今から約33年前に撮影された、若かりし頃のお母さんの姿が映し出されています。
当時43歳で末っ子の娘さんを出産し、家業の寿司店を切り盛りしながら、赤ちゃんと上の子どもたちを育て、家事もこなす多忙な日々を送っていました。
動画は、そんな激動の時代を経て、76歳になった今もなお現役でお惣菜屋さんを営み、新しい商売を考え続けるお母さんの力強い姿へと続きます。
自分の足で立ち、人を包み込む「下町のおかあさん」

娘さんの友人が遊びに来れば、よその子もうちの子も分け隔てなく同じように接し、同じように愛情を注ぐ。
ときには、店に来た1人暮らしの大学生に「母の味が恋しかろう」と、夕飯を保存容器に詰めて持たせることもあったそうです。
そんなお母さんの周りには自然と人が集まり、娘さんの友人たちからも「第二の母」として慕われる存在になりました。
常に誰かのために動き、誰かの役に立つことを生きがいにしている様子が、画面越しからも伝わってきます。
60歳から始めたお惣菜屋さんと、忘れられない言葉
娘さんにお話を伺うと、お母さんのバイタリティ溢れる体験談を教えてくれました。

お母さんは長年運営していた回転寿司店を長男に譲った後、60歳をすぎてからご主人と2人でお惣菜屋さんを始めました。
「朝から晩まで働くお母さんや、料理が大変になってきた方の役に立ちたい」という思いからだったそうです。
そんなお母さんが、幼い頃の娘さんにかけ続けた印象的な言葉があります。
「お母さんは歳をとって産んだから、他の子のお母さんより長く一緒にいてあげられない。だから、自分を一番に大切にして、自分を愛してあげなさい」

大好きだよと伝えても「お母さんを一番好きじゃなくていい、自分を一番に好きでいなさい」と返されたという娘さん。
その言葉のおかげで、どんな自分も大好きだと思える高い自己肯定感が育まれたといいます。
パワフルな背中に学ぶ、自分らしく生きる力
どんな状況でも「おかえり」と帰る場所を作り続けるお母さん。
今後の目標を聞くと「もっといろんなお客様に食べたことのない料理を届けたり、健康で生きている限り惣菜屋を営んでいきたいです」と教えてくれました。
また「夢は宝くじを当てて、中東やプリンスエドワード島に行くことですかね!」と語るお母さん。
その真っ直ぐな生き方は、娘さんだけでなく、動画を見た多くの人々の背中を優しく、そして力強く押してくれました。
提供元:@kachan_taisyoさん(TikTok)
