自家製アイスづくりにハマり、卵黄だけを使うレシピが続いた結果、手元には大量の卵白が残ったという@elitetrainerkenさん。
「どうせなら活用したい」との思いから、ラングドシャ作りに挑戦し、その様子をInstagramに投稿しました。
ところが焼き上がったのは、たくさんのラングドシャではなく、巨大で1枚板のまさに“キングドシャ”。思いもよらない仕上がりに、なぜそんな事態になってしまったのでしょうか?
ラングドシャ50枚が“地続き”に
そもそものきっかけは、アイスに使わず余った卵白の活用。@elitetrainerkenさんは普段フィナンシェを作ることが多いものの「たまには違うものを」とラングドシャに挑戦したといいます。

しかし、焼きあがった天板を見て愕然。50枚になるはずの生地がすべてつながり、1枚の巨大な板状クッキーに…。
@elitetrainerkenさんは「作り方を動画で撮っていたので、大失敗だと分かった瞬間“これは動画にならない…”」と落ち込んでしまったのだとか。

アドバイスを受けて再挑戦
それでも気持ちを切り替え「むしろ失敗を載せるほうが面白いかも」と思い投稿したところ、想像以上の大反響。失敗が“唯一無二の成功”へと変わった瞬間でした。
再チャレンジした動画では、寄せられたコメントの助言を参考にしたとのこと。特に意識したのは、生地と生地の間隔を十分あけること、そして絞り出す量を少なめにしました。

この2点を修正したところ、狙い通りの軽やかなラングドシャに仕上がったといいます。
気になるお味は…!?
味については、巨大になった失敗作も、1枚ずつ焼けた成功作もレシピは同じ。そのため「食感に多少違いはあるがどちらも美味しい」とのことで“キングドシャ”も案外悪くない仕上がりだったようです。

@elitetrainerkenさんは普段フランス料理の投稿が中心で、実はお菓子作りは得意ではないのだとか。とはいえ、季節の果物や野菜を使ったアイス作りには引き続き挑戦していきたいと話し、料理への情熱は尽きることがないようです。
投稿には「キングドシャってやつ」「土砂のように..」「声出たw」などのコメントが寄せられていました。
50枚のはずが1枚に…思わず二度見してしまう衝撃のラングドシャの失敗作は、見る人を笑顔にする“奇跡の一品”となったようです。

