みなさんはぬいぐるみを手作りすることはありますか?@makosun3939さんが、自作のカボチャのぬいぐるみをXに投稿すると「なぜ作った!笑」「そこー!?」「わかる!!」などのコメントが寄せられ、話題になっています。いったいどのような結果になったのでしょうか?
@makosun3939さんに話を聞きました。
誰もが共感する“カボチャあるある”をぬいぐるみに
今回話題となったのは、包丁が途中で止まって抜けなくなってしまった様子を、ぬいぐるみで再現したものです。@makosun3939さんは、普段から「誰にでも起こりうる小さい絶望」をテーマに作品を制作しているといいます。

今回の作品のきっかけは、秋になってカボチャを買う機会が増え「カボチャを切ろうとするたびに包丁が抜けなくなることが多くて『これは作品にするしかない』と思い、形にしてみました」と話してくれました。
この作品は、型紙の制作からぬいぐるみの縫製、完成までは約3〜4時間ほどかかったそうです。
誰にでもある「小さい絶望」を作品に
ポイントは「カボチャ特有の『ずっしりとした硬い質感』と、途中で止まってしまった包丁の『絶望的な状況』を、あえてやわらかい素材で表現したギャップです」と語ります。
撮影時は、実際に包丁を刺しているように見えるアングルにもこだわり『絶望の瞬間』をリアルに伝える工夫をしました。@makosun3939さんは完成した作品について「完成したときは自分でも思わず笑ってしまうような面白いものができたと満足しています」といいます。

反響としては「やったことある!」という共感や「なぜこれをぬいぐるみに?」という驚きの声が多く、包丁が刺さったカボチャの写真や抜き方のコツを送ってくれる人もいて、とても面白く感じたそうです。
今後は地方での個展開催やプライズ化を目指して
「幼い頃から縫い物が身近にあり、ぬいぐるみが好きでした」と振り返る@makosun3939さん。創作では、ぬいぐるみの愛らしさを生かしつつ、誰もが共感できる“小さい絶望”を面白く表現することをテーマにしています。

すでに作品は「小さい絶望のぬいぐるみ展」という個展を2024年に都内で開催し、好評を得たそうです。
今後の目標について「ぬいぐるみの数が増えたタイミングで、再び個展を開催したいと考えており、次は都内だけでなく地方でも開催してみたいです」と意欲を見せます。また「プライズ化を実現させ、より多くの方に作品を手に取っていただく機会を増やすことを目標としています」とのことです。

誰もが経験したことのある「小さい絶望」を、愛らしいぬいぐるみで表現する@makosun3939さん。
クスッと笑えて共感できる作品たちが、これからも多くの人の心を和ませてくれることでしょう。
