子どもが夢中になるときの集中力は、大人も驚くほどです。＠kyo.daysさんが、5歳の息子さんがアイロンビーズに熱中する様子をInstagramに投稿すると「素晴らしい」「集中力すごい」「将来楽しみ」などのコメントが寄せられ、話題になっています。いったいどのような作品を作ったのでしょうか？
＠kyo.daysさんに話を聞きました。
3ヶ月を要した大作が完成
今回＠kyo.daysさんが投稿していたのは、5歳の息子さんがアイロンビーズで77種類の電車を制作する様子。すきま時間を使って、3ヶ月かけてコツコツと制作を続ける様子が収められています。
「最初は1つ作るのに40分ほどかかっていましたが、慣れると20分ほどで作れるようになりました」と話す＠kyo.daysさん。息子さんのそんな様子に「手つきや集中力の成長を感じました」と、当時を振り返ります。
77種類すべての電車が完成したのは、＠kyo.daysさんが出掛けていたときだったそうで「帰宅すると家の壁いっぱいに飾られていて、本当に驚きました」と、素直な気持ちを語ってくれました。最後までやり遂げた息子さんに「よく頑張ったね」と心からの思いを伝えたといいます。
やり遂げられたのは、おばあちゃんのサポートも大きかったそうです。
＠kyo.daysさんは「ばあばが大切にしている“決めたことは最後までやり抜く”という姿勢が、孫にも自然と受け継がれているように感じます。2人のやり抜く力から、私自身も多くを学びました」と話してくれました。
興味を持つ息子さんにおばあちゃんがアプローチ
息子さんがアイロンビーズにハマったのは、今年の夏休み。いとこの家へ遊びに行った際、一緒に作らせてもらったのがきっかけだったと話します。
「おうちでもやってみたい」と目を輝かせる息子さんを見て「興味があるうちにやらせてあげたい」と思って行動したのはおばあちゃん。翌日、アイロンビーズのセットを買ってきてくれて、作品づくりがスタートしたことを教えてくれました。
息子さんは最初、大好きなアニメのキャラクターを作っていたそう。中には、完成までにトータルで10時間を要した力作もあるといいます。
成長を感じた、静かな時間
空いた時間に黙々と作業する息子さんを見て、＠kyo.daysさんは「小さなおててで一生懸命ビーズをつまむ様子を見て『あっという間に大きくなったと思っていたけど、やっぱりまだ5歳なんだな』と感じた」とコメント。
息子さんが集中している姿は＠kyo.daysさんにとって貴重なようで「なるべく声をかけずにそっと見守っています。静かな時間の中に、成長を感じています」と話してくれました。
＠kyo.daysさんが、今後作りたいものや挑戦したいことを息子さんに尋ねると「次回は、アイロンビーズで“太陽系”を作ってみたい」「夜まで起きて、寝台列車に乗って四国へ行きたい」と答えてくれました。
電車好きの息子さんのために、＠kyo.daysさんは一緒に寝台列車の予約画面を眺めているそうです。
息子さんの夢は、近いうちに実現するかもしれませんね。