子どもからの「急なお願い」は、親の対応力と創造力が試される瞬間です。絶体絶命のピンチも、最高のアイデアに繋がることがあります。
今回「よっしゃ!!!!」と心の中でガッツポーズをしたと語るのは、30代のママさん。3歳の息子さんの急なリクエストに上手に対応したエピソードについて、お話を伺いました。
息子からのリクエスト
ある日、ママさんが帰宅途中に「ご飯なに食べたい?」と尋ねると、3歳の息子さんから予想外のリクエストが飛び出しました。
「ナゲットをのっけたパンとブルーベリーいちごジャムパン」
「普段はカレーライスやミートボールなど大雑把にしか言わないのになぜかその日は細かく言ってきたので驚きました」と当時を振り返るママさん。「なるべく忠実に彼が思い描いているようなものを作ろう」と決意したといいます。
ママの工夫が光る一品に
息子さんの性格について「慎重派でこだわり強めな息子です」とママさん。
そのときも「何かこだわりがあるのでは?」と母の勘を感じたママさんは、普段なら食べやすさ重視でサンドイッチのようにしてしまうところを、「見た目も楽しめるようなオープンサンド風」に二種類のパンを作ることにしました。

そんなにたくさん食べることはできないまだ3歳の息子さんのために一枚の食パンを四等分に切り、半分はケチャップとナゲットで、もう半分はジャムを塗って冷凍ベリーで飾ることに。
思わずガッツポーズした息子さんの反応
用意された食事を見た息子さんの反応は、ママさんの想像以上でした。
息子さんは「うわぁ〜!たくさんあるね〜!」と歓声を上げ、とても美味しそうに、そしておしゃれに食べてくれたそうです。お母さんは心の中で「よっしゃ!!!!」とガッツポーズ。
「出し方を工夫することによって、新たな息子の表情を引き出すことができました。また、私自身の料理のバリエーションが増えて嬉しい限りでした」とママさんは語ってくれました。
息子さんの突然の「リクエスト」に対し、「母の勘」と工夫で応じたママさんの対応は、親子の新たな楽しみを発見する最高の機会となったようです。
