帰宅中…スマホを紛失した女性。しかし、その後のまさかの展開に「日本はすごいなあ」

帰宅中…スマホを紛失した女性。しかし、その後のまさかの展開に「日本はすごいなあ」

落とし物が戻ってくるという体験は、「奇跡」と表現されることも少なくありません。

そんな中、今回「本当に安心して、日本はすごいなと改めて思った」と語るのは、20代の女性会社員であるハナさん(仮名)さん。

駅のトイレに置き忘れてしまったスマートフォンが、まさかの形で手元に戻ってきたという、心温まるエピソードについて、ハナさんにお話を伺いました。

焦りしかない状況を救った一本の電話

今年の春、仕事帰りに電車に乗っていたハナさんは、ある焦りに襲われました。スマートフォンを駅のトイレに置き忘れたまま電車に乗ってしまったことに気づいたのです。

「気づいた時にはもう遅い。頭の中は『とにかく、データをどうしよう』という焦りしかなかったです」とハナさんは当時を振り返ります。

スマホには、仕事の連絡先はもちろん、大切なプライベートの写真やデータが詰まっています。「もう戻らないだろう」と半ば諦めかけていました。

トイレにスマホをおいてきてしまった

「何時に帰ってくる?」母の電話が繋いだ奇跡

そんな状況の中、まさかの形で事態は好転します。

ハナさんのお母さんが、「何時に帰ってくる?」という何の気なしの一本の電話を、ハナさんのスマホにかけてくれたのです。

その電話に、落とし物を拾ってくれた人が出ました。

拾得者の方は、電話口で「取りに戻らせるので駅に預けてください」というハナさんからの伝言を受け取ってくれ、無事にスマホは駅の窓口へと戻ったのです。

スマホが手元に戻ってきた瞬間、ハナさんは「本当に安心して、日本はすごいなと改めて思った」と語ります。

スマホを紛失してしまった②

落とし物を拾う優しさが教えてくれた「信頼」

今回の出来事を通して、ハナさんは人の温かさと社会の信頼について改めて感じたと言います。

「普段何気なく過ごしていますが、誰かの親切で自分の生活が救われることがあるんだと実感しました」

そして、今回の体験はハナさん自身の行動にも変化をもたらしました。

「私も落とし物を拾った時は、必ず駅や交番に預けたいと思うようになりました。助けてもらった経験を、今度は私が誰かに繋いでいきたいです」

「日本はすごい」と感じた日本さんの体験談は、優しさの連鎖と見知らぬ人への信頼の大切さを教えてくれるエピソードでした。

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