空っぽの冷蔵庫…「外食しかない」と困っていた家族。その後のまさかのひらめきに「感心した」「機転と知恵を感じる」

空っぽの冷蔵庫…「外食しかない」と困っていた家族。その後のまさかのひらめきに「感心した」「機転と知恵を感じる」
外食しかないと困っていた家族

日々のハプニングは時に私たち大人に大きな気づきを与えてくれます。

そんな中、今回「まさかの知恵がでてきた!」と語るのは、50代の女性契約社員であるフクさん(仮名)。

冷蔵庫が空っぽという絶体絶命のピンチを、ある「ひらめき」と短時間での行動で乗り越えた、家族を救ったエピソードについて、フクさんにお話を伺いました。

空っぽの冷蔵庫と「外食しかない」という焦り

その日、仕事を終えて帰宅したフクさんを待っていたのは、冷蔵庫の中が空っぽという現実でした。

「開けてびっくり、本当に何も入っていなくて。その日の夕食に家族全員が困ったんです」

当時、フクさんが一番に考えたのは「とにかく銀行からお金を下ろして、外食で済ませよう」ということでした。しかし、その行動には大きな懸念がありました。

「頭をよぎったのは、銀行からお金を下ろしたら、次の月の生活費が減ってしまうということ。これが一番焦ったことですね」

絶体絶命のピンチを救った「チゲ鍋」のひらめき

家計への負担を考えると、外食は避けたい。しかし、冷蔵庫には何もない。焦りの中でフクさんは「どうにかこの状況を乗り切れないか」と知恵を絞ります。

そして、自分でも驚いた対応がひらめきました。

「肉も魚もなければ、あり合わせの野菜の切れ端でチゲ鍋を作ればいいと気づきました!咄嗟に『これだ!』と」

早速、残っていた野菜の切れ端や調味料をかき集め、チゲ鍋を作り始めます。短時間で完成したチゲ鍋は、家族の空腹を見事に満たし、一段落することができました。

短時間で完成したチゲ鍋

「咄嗟の知恵」が教えてくれた母としての強さ

この出来事を通して、フクさんは「時間の無駄が省けて助かった!」と感じると同時に、自分自身の「咄嗟の知恵」に感心したと言います。

「普段なら『もうダメだ』と諦めていたかもしれませんが、咄嗟の料理の知恵がでてくる所はさすがだと想います。この母としての知恵が、ピンチの時に家族を救うんだと実感しました」

「次の月の生活費を減らさずに済んだことも、本当に良かったです。これからも、あり合わせのものでも美味しく、手早く作れる知恵を磨いていきたいですね」と語るフクさん。「何もない」状況から生まれた、お母さんの機転と知恵を感じさせるエピソードでした。

このお話のように、冷蔵庫のピンチやハプニングを機転で乗り切ったエピソードはありますか?

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