子どもの自由な視点は、時に私たち大人の固定観念を打ち破り、大きな気づきを与えてくれます。
そんな中、今回「すごいなと感じました」と語るのは、30代のお母さん。
小学校の授業で7歳の娘さんが描いた一枚の絵が、先生や家族をあっと驚かせたという、豊かな想像力に満ちたエピソードについて、お話を伺いました。
みんなが描く「太陽」の絵
その作品は、娘のソラちゃん(偽名)が小学校の図工の授業で制作した一枚の絵でした。
ある日、先生から直接お話を伺う機会があったお母さんは、驚きの事実を知らされます。
「『太陽』をテーマに絵を描く授業で、ソラさんだけが、一人だけ“宇宙から見た太陽”を描いたんですよ」
先生に案内されて職員室に飾られた絵を見たお母さんは、思わず息を呑んだと言います。
「確かに、そこには宇宙から見た太陽の光景が広がっていました。小さな宇宙飛行士や、周りを飛ぶ隕石まではっきりと描かれていて、その発想力にすごいなと感じました」
プロも絶賛!黙々と描かれた世界観に家族もびっくり
お母さんが娘のソラちゃんの制作中の様子を先生に尋ねると、「授業が始まってからずっと、集中して手を止めずに、黙々と自分の世界に入り込んで描いていました」とのこと。
完成した作品を家族や親戚に見せたところ、誰もがそのユニークな発想に驚きの声を上げました。
普段からソラちゃんの絵の才能を知っている祖父母は「さすがだね」と目を細め、美術関係の仕事をしている親戚の方は、その独創性を手放しで喜んでくれたそうです。
わが子の才能を信じて。母が願う「自信」への第一歩
他の子とは違う視点を持つわが子の姿に、お母さんは大きな喜びを感じています。
「先生も『一人だけ宇宙から描いた』という点にとても驚いていて、親として、その想像力豊かで素敵な個性をとても誇らしく思いました」
普段から作品作りには熱心だというソラちゃん。お母さんは、今回の出来事を通して、彼女の持つ可能性をさらに応援したいという気持ちが強くなったと言います。
「これからコンクールなどにも挑戦して、もし賞を取れたら、それが本人の大きな自信に繋がると思うんです。ぜひその喜びを味わってほしいなと願っています」
ソラちゃんの描いた宇宙からの太陽は、その豊かな想像力で多くの大人を驚かせ、お母さんにとっては、我が子の持つ無限の可能性を再確認する嬉しい出来事となりました。
このお話のように、お子さんとのやり取りで「ハッとした」エピソードはありますか?
