子どもとのコミュニケーションには、イラストを使ってみるとよいかもしれません。@mainooyatsuさんが、色鉛筆で描いたイラスト付きの“あるもの”をThreadsに投稿すると「会話が弾みそう」「これは欲しい」「メニューが豊富」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
@mainooyatsuさんに話を聞きました。
子どもの心をくすぐる素敵なアイデア

話題になったのは、お子さんとお弁当のおかずを選ぶために作った自作の“一覧”の写真です。

料理のテーマごとに、数種類の料理名と色鉛筆で描いたイラストが一覧で載っています。
“メインのおかず”には、ハンバーグやエビフライ、からあげなど、全16種類。
“やさいのおかず”と“たまごやき”には15種類ずつの料理が載っており、基本的には1つのテーマから1種類ずつ選んでもらいます。
一覧には、お子さんや家族の好きなものに加え、親戚や友人の好みも取り入れているそうです。
「それぞれの項目から選ぶことで、野菜もタンパク質も摂れるようにと意識しています」と、@mainooyatsuさんなりのこだわりポイントも教えてくれました。

宝箱のようなお弁当を作りたい
一覧を作ったきっかけは「子どものある言葉が嬉しく、心に残ったので」と@mainooyatsuさん。
お子さんが初めての遠足の日、作ったお弁当を手渡すと「お弁当って宝箱みたい!」と言って喜んでくれたのが印象的だったといいます。
そこで「いろいろな宝物を詰められるように」という想いから、一覧を作成したと語ってくれました。
一緒におかずを選ぶときのお子さんの様子について、@mainooyatsuさんは「『どれにしようかな?お母さんはどれがいい?』と毎回話しながら楽しそうに選んでくれます」と明かしてくれました。
遠足のお弁当は、この一覧をきっかけに自作の絵本を広げながら選ぶことが多いといいます。

一覧をきっかけに料理と成長が楽しめる
また、一覧を作ったことで、お子さんに次のような変化があったことを教えてくれました。
「選んだ料理がどのように作られるのか興味が広がったようで『一緒に作りたい!』と、キッチンへ踏み台を持って来るようになりました。食べ終わったお弁当を『おいしかったよ!ありがとう』と言ってカバンから出して、自分で洗う姿も見られました」

お子さんにさまざまな変化をもたらしたアイデアを紹介する、今回の投稿。
多くの反響が寄せられたことに対して、@mainooyatsuさんは「あたたかく優しいお言葉をかけてくださり、とても嬉しかったです」と話します。
また「一覧や絵本を参考にしますとコメントしてくださる方も多く、描いたものがお役に立てて嬉しいです」と、素敵なコメントも残してくれました。
子どもとの時間を大切にしながら、工夫次第で食事やお弁当作りも楽しくなることを教えてくれるエピソードでした。子どもの食育にも繋がりそうな素敵なアイデアですね。
