中3息子「部活仲間、家に泊めていい?」“14人”連れてきた結果 →母の神対応に「楽しそう」「寮母さんになったよう」

中3息子「部活仲間、家に泊めていい?」“14人”連れてきた結果 →母の神対応に「楽しそう」「寮母さんになったよう」

お泊まり会は、子どもたちにとってもたくさん遊べる一大イベント。
今回は、夏祭りの夜に息子さんが連れてきた人数が想定を遥かに超え、即興で14人の男子中学生をもてなした、会社員のママさんにお話を伺いました。

いきなり決まった壮大なお泊まり会

ある日、息子さんが地元の夏祭りへ行った帰り道、「部活仲間、泊まって良い?」と電話が。普段の人数を想定し「夏休みだし、まぁ良いか」と快諾。

ところが、お祭りから帰宅した息子さんが連れてきたのは、なんと14人! 息子さんを合わせると総勢15人の男子中学生が、マンションに集結することに。
「来てしまったものを帰すわけにもいかず、もうため息しか出ませんでした」と振り返るお母さん。

最も慌てたのは、「彼らの居場所」と「次の日の朝ごはん」の確保でした。布団は諦め「夏だし若いしもう知らない!」と本人たちに伝え、たまたまパパさんが不在だったことを幸いに、息子さんの部屋とリビングを開放。「とにかく夜中なので静かに勝手に遊べ〜!」という“半ば諦めの境地”で乗り切ったそうです。

翌朝始まった朝ご飯戦争

翌朝、ママさんが目にしたのは、中3男子たちによる圧巻の雑魚寝光景でした。
「息子の部屋、クローゼットの中、廊下、リビングが中3男子で埋め尽くされていました」

そこから「朝ごはん戦争」が始まります。

ご飯5合を大急ぎで炒飯にし、家にある素麺をかき集めて茹でるという、汗だくの調理対応。「なんでも美味しいと言ってくれる食欲旺盛男子たちは可愛いので良しとします」と、大変さの中にも喜びを感じたというママさん。

普段から誰かが泊まりに来ることが多いそうで、ママさんが仕事へ出た後も困らないよう、「朝ご飯は起きた人が勝手に食べられるものにする」という工夫を徹底しており、この大人数でもパニックを避けられたそうです。

予想外のお泊まり会を乗り越えて

14人が帰った後の片付けは大変だったものの、「息子は片付けまでしっかり手伝うので良しです」とママさん。

また、思わず感心した出来事もあったそうです。

「中にはお手伝いをしてくれるお友達もいて、動き方でお家でもそうなんだろうなあと感じました。私のご飯が食べたくて来る子もいて、感謝の言葉などが可愛かったです」

今振り返ると、「さすがに14人は1回で十分ですが(笑)」と前置きしつつも、「寮母さんになったようで楽しかった」と貴重な思い出として残っているそうです。

この伝説的なお泊まりエピソードは、今も親子供々で語り継がれる、良い夏の思い出になったようです。

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