家の中の兄妹のやりとりには、大人が思う以上の温かさがあり、幼いお兄ちゃんが妹に見せる姿は、日常に小さな感動をもたらしてくれるでしょう。
@eribbon2346さんが、そんな兄妹の様子をTikTokに投稿すると「にいにがんばれ」「尊い」「優しい空間」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
今回はこの投稿について投稿者さんに話を聞きました。
6歳のお兄ちゃんが見せた「子守り」
撮影当時、お兄ちゃんは6歳、妹さんは生後4ヶ月。
そんなお兄ちゃんの初めての“子守り”のきっかけは、投稿者さんが家族を見送るために「ちょっと見てて」とお兄ちゃんに頼んだことでした。
すると、泣き出した妹さんをあやそうとお兄ちゃんが動いていたのです。


その後、投稿者さんが目にしたのは、お兄ちゃんが妹さんを優しくトントンとしながらあやしている姿。
その行動は誰かに指示されたものではなく、自然に出たものでした。
お調子者のお兄ちゃんと音に敏感な妹さん
普段のお兄ちゃんはお調子者で、つい大きな声を出してしまうことも多く、妹さんがお昼寝しているときには注意を受けることも少なくありません。一方の妹さんは「音に敏感で、眠い時にうまく眠れないと大泣きします。起きていてご機嫌なときは、息子に笑わかせてもらっています」と教えてくれました。

そんな2人だからこそ、お兄ちゃんが自発的に妹さんをあやしていた姿を見て、投稿者さんは「え!?」と驚いた表情を見せつつも、小声で「ありがとう」と伝えたそうです。

本気で妹さんのことが好きなお兄ちゃん
投稿者さんから「手は綺麗に洗ってから触れてね」「泣いてるからあやしてあげて」と言われれば対応できる一方で、自分で気づいて行動するのは珍しいとのこと。しかし、毎日「大好きだよー!」と声をかけているそうです。
だからこそ、この日の行動は投稿者さんにとって特別で、お兄ちゃんの「妹ちゃん大好き」という言葉が行動でも裏付けられた瞬間となったようです。

6歳のお兄ちゃんの妹さんを思いやる気持ちが自然と表れたこの出来事は、お兄ちゃんと妹さんの絆が少しずつ深まっていく過程そのものですね。
これからも互いに支え合いながら成長していくことでしょう。

