23週573gで産まれた赤ちゃん。→2歳姉に愛情を注がれ、1年後…「泣けてきた」「2人とも可愛い」「これからの未来に幸多かれ」

23週573gで産まれた赤ちゃん。→2歳姉に愛情を注がれ、1年後…「泣けてきた」「2人とも可愛い」「これからの未来に幸多かれ」
お姉ちゃんからの愛情たっぷり(@syk.71さんより提供)

子どもたちの成長は、親にとって驚きと感動に満ちていて、日々の小さな出来事や仕草のひとつひとつが、大切な思い出となるでしょう。
@syk.71さんが、小さく生まれた妹さんと、愛情を妹さんに注ぐお姉ちゃんの様子をThreadsに投稿すると「泣けてきた」「2人とも可愛い」「これからの未来に幸多かれ」などのコメントが寄せられ話題になっています。
投稿者さんに話を聞きました。

山場を乗り越えて成長を重ねた1年

23週573gという小さな体で生まれた妹さん。
当時について「出産後の3日間は合併症が起こりやすく、いわゆる山場と言われる期間で願うように過ごしていました」と話します。

小さな体で産まれた妹さん(@syk.71さんより提供)

そしてその成長を支えたのは両親だけでなく、当時まだ幼かったお姉ちゃんの深い愛情でもありました。
その後もさまざまな合併症の可能性を抱えながら、5ヶ月もの入院生活を経て少しずつ成長した妹さん。

妹さんが生まれた当時、お姉ちゃんはまだ1歳10ヶ月でした。
面会もできず画面越しでしか妹を見ることができませんでしたが「自分も妹を抱っこしてあげたい」と話す姿に、両親は幼いながらも“お姉ちゃん”になっていることを感じたそうです。

妹さんにメロメロ(@syk.71さんより提供)
いつでもそばに(@syk.71さんより提供)

初めて抱っこした日、初めて声を聞いた日

退院後も病気にかかりやすく、妹さんの体重が思うように増えないなど悩みは尽きなかったという投稿者さん。
それでも「毎日できることが増えていくことに、姉のときとはまた違う喜びを感じました」と話します。

印象的なエピソードとして語ってくれたのは、初めての抱っこと、初めて泣き声を聞いたときです。
妹さんが誕生した直後は処置室に運ばれ、産声を聞くことも抱っこすることもできず、面会できたときには、たくさんの管と呼吸器に繋がれていました。
「初めて抱っこできたとき、そして泣き声を聞いたときは本当に嬉しかった」と振り返ります。

お姉ちゃんからの愛情たっぷり(@syk.71さんより提供)

幼いお姉ちゃんが見せた大きな愛情

普段のお姉ちゃんは「おちゃめで元気いっぱい。踊ったり歌ったりして妹を笑わせようと頑張る優しい子」とのこと。

退院したその日、泣いている妹を見てすぐに抱っこして歩き出したお姉ちゃんの姿には驚かされたといいます。
今ではよく一緒に遊び、妹さんが泣くとあやしてくれる頼もしい存在に。

さらに「妹を抱っこして写真を撮って」とせがむほど、妹への愛を感じさせるエピソードも。

頼もしいお姉ちゃん(@syk.71さんより提供)

姉妹の今後について「いつかケンカをする日が来ると思いますが、ケンカをしながらもお互いを大事にできる関係でいてほしいです」と思いを語ってくれました。

投稿のコメント欄には多くの反響が寄せられていました。
小さく生まれた妹さんが1歳の誕生日を迎えたこと、お姉ちゃんが妹さんに深い愛情を注ぐ様子など、多くの人が心打たれたようです。

1歳を迎えた妹さん(@syk.71さんより提供)

23週573gという小さな命がこうして大きく育ったのは、両親の支えはもちろん、お姉ちゃんからの大きな愛情があったからこそ。
これからも2人が寄り添い、笑顔に包まれた日々を重ねていくことを願わずにはいられません。

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