今回お話を聞かせてくれたのは、小学生の息子さんを持つアルバイトの美穂さん(仮名)です。
ある日の休憩時間、小学5年生の息子さんから届いたLINEに思わずクスッと笑ってしまったといいます。そのメッセージは、まさに子どものユニークな発想が生んだメッセージでした。
まだ学校にいるのはずなのに
仕事の休憩時間でカフェにいた美穂さんは、息子さんから届いたLINEの通知を見て、一瞬慌てました。「ただいま!」と届いた時刻は、まだ授業が終わったばかりのはずの時間だったからです。
「え、もう帰ったの?」と聞き返すと、「まだ!下校中!」との返事。
美穂さんが不思議に思っていると、息子さんから「帰ったらランドセルを置いてすぐ遊びたいから、先にただいまを送っておくと時間短縮できる」という驚きの理由が明かされました。
なんと、息子さんは帰宅後の行動効率化を考えて、先に「未来のただいま」を送っていたのです。この発想には美穂さんも感心し、思わず笑ってしまったと語ります。
家族みんなで始まった“未来の○○”祭り
この話を家族でしたところ、みんなで大爆笑。父親が「じゃあパパも会社から“ただいま”送ろうかな」と言い出し、家族のLINEグループはしばらく「未来ただいま」祭りになったそうです。
この出来事以来、美穂さんの家族の間では「まだ〇〇してないのに〇〇宣言」が小さなブームになっています。出かける前に「ただいま!」、食べる前に「ごちそうさま!」など、ちょっとした遊びのネタとして楽しんでいると言います。
子どもの発想は、大人にはない面白さがある
美穂さんは今回の出来事を通して、大人なら絶対思いつかない発想を真剣に実行している子どもに面白さとすごさを感じたそうです。そして、それが本人にとっては合理的な理由になっているところが、また面白いと語ります。
何気ない日常の中の小さな出来事が、家族みんなを笑顔にする大切な思い出となった今回のエピソード。
子どものユニークな発想は、私たち大人に新しい気づきと笑顔をくれるのかもしれません。あなたのご家庭にも、こんな心温まるエピソードはありますか?
