ペットとの時間は人生の一部。
小さな出会いが、気づけば家族の大きな物語になっていることってありますよね。
ぼんさん(@neko_natsubon)が、亀と歩んだ21年間をYouTubeに投稿すると「出会いから現在まで、感動しました」「子供が大人になりました」などのコメントが寄せられ話題になっています。
ぼんさんに、詳しい話を聞きました。
※ミドリガメ(正式名称:ミシシッピアカミミガメ)は条件付き特定外来生物に指定されています。
現在も一部の家庭で飼育されている一方で、自然界に放されることで生態系への影響が懸念されています。
そのため、飼育する際は「一生面倒をみる」責任が求められ、軽い気持ちで飼い始めたり、屋外へ放すことは絶対に避けなければなりません。
小さな500円玉サイズから“家族の一員に”
2004年に迎えられた亀の名前は「ぐいちゃん」。
正確な誕生日は不明ながら、現在21歳と仮定される立派な女の子です。

投稿された内容は、ぼんさんが幼稚園の頃から現在に至るまでの亀への思いと、ぐいちゃんとの思い出。
結婚したことをきっかけに、ぐいちゃんとの人生を振り返ってみたそうです。

ぼんさんが中学生のときにお迎えしたぐいちゃん。
迎え入れ当時は、わずか500円玉サイズだったそうです。
幼少期から亀に憧れを抱いていたぼんさんは、飼う前に本やインターネットで徹底的に生態や飼育方法を調べました。
「大きく健康に育ててあげたい」という思いで家族に迎えたといいます。

奥さんが初めてぐいちゃんを見たときには、その大きさに驚きながらも「亀は長生きの象徴で縁起が良い」と喜んでいたそうです。
喜びの声とユニークな日常
ぐいちゃんの日常は、ごはんが最大の楽しみ。
ぼんさんが「ただいま」と声をかけると、バシャバシャと水槽を揺らして大騒ぎするといいます。
本来、健康な成体の亀は2~3日に一度の食事でも十分とされるそうですが、毎日のごはんに喜ぶぐいちゃん。
その姿には「長年の生活リズムそのもの」と言えるような温かさがにじんでいます。

猫たちとの貴重な共存…?
ぐいちゃんと一緒に暮らすのは、白黒猫のなっつちゃん(8歳)と茶トラ猫のはるちゃん(5歳)。
普段はお互いに干渉せず、平和に過ごしています。

一般的には猫が亀を襲うこともあるため、共存は容易ではありません。
しかし、ぼんさんの家庭では偶然にも相性が良く、安心できる距離感を保ちながら一緒に暮らしているといいます。


最後には、猫と亀が同じ空間で過ごすことは推奨していない旨を話し「お気をつけください」と注意を促してくれました。

100円から始まった出会いが、21年の歳月を経て、家族のかけがえのない時間を構築。
ぐいちゃんの存在が、大きな物語として人の心を動かすことを証明しています。

