売店などで見かける、どこにでもある子ども向けの塗り絵。
そんな身近な一冊が、子どもではなく、大人の本気によって“まるで図鑑のような作品”に仕上がりました。
その絵が投稿されたXでは「図鑑かと思った」「リアル感がすごい」「ここまでになるとは」などのコメントが寄せられ話題となっています。
今回は投稿者である@yokkikuroboshi1さんに話を聞きました。
塗り絵に油絵具で本気の表現
独学で絵画の表現技法を学んできたという投稿者さん。
サメが好きだったこともあり、今回子ども向けの“サメの塗り絵”に本気で挑戦したようです。
細部まで描き込まれた色彩と立体感は、投稿のコメント欄でも大きな反響を集めています。
この塗り絵の制作には、およそ5〜6時間が費やされたとのこと。

使用した画材は、油絵の具です。
しかし、子ども向けの塗り絵だったこともあり、もとの塗り絵の紙では油彩との相性が悪かったそう。
「塗り絵のページをコピーしてボードに貼り付け、油絵の具を塗っても問題ないように加工して描いた」と、技術的な工夫も施すほどの本気っぷりでした。
きっかけは“サメ好き”と表現への探究心
今回の塗り絵に取り組んだ背景については「元々サメが好きということと、絵画技法や表現の研究をやってきた中で、水族館の売店で売っていた子ども用の塗り絵を今やってみたらどうなるのか?という興味から」と話してくれました。

その関心と探究心が、どこにでもある子ども向けの塗り絵を、まるで図鑑のような完成度へと近づけたようです。
今後も「質をさらに高めていきたい」
投稿に寄せられた反響について、投稿者さんは「多くの方に見ていただいてありがたいと思いました」と、素直な気持ちを語ってくれました。
今後については「面白い作品など今後も発信し、質をさらに高めていけたら」と意欲的な様子。

好きなものをきっかけに、表現の幅を広げ続けるその姿勢に、投稿を見た多くの人が感動と刺激を受けていたようです。今後も“好き”を原動力にした投稿者さんの創作活動から目が離せません。

