仕事への向き合い方は人それぞれ。複数の職を経験し、自分に合った働き方ややりがいを見つける方もいるでしょう。
@chanmina_lineさんが、警察官から転身した姿をThreadsに投稿すると「かっこいいです」「最高な人生」「多才!」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
これまでの仕事の様子やこれからについて、@chanmina_lineさんに話を聞きました。
警察官としての7年間
@chanmina_lineさんは警察官として約7年間勤務し、今から約6年前に退職しました。

警察官を志した理由について「生まれ育った地元に恩返しをしたいという思いと、制服姿で“安心感”を与えられる存在に憧れたからです」と話します。
しかし、結婚後すぐに夫の転勤が決まり、退職することに。

憧れのキャストとイラストレーター
引っ越しを機に、幼い頃に憧れたテーマパークのキャストに応募。夢の世界の一員として働きたいと感じたそうです。
しかし、コロナ禍で一時休園となり、自宅で過ごす時間が増えたといいます。そこで、Instagramで繋がっていた友人の結婚式の思い出をイラストに描き始めることに。

「写真以上に嬉しい」「見るたびに幸せな気持ちになる」といった言葉をもらうなかで、@chanmina_lineさんは「私のイラストで誰かが喜んでくれるなら」と感じ、キャストの仕事と並行してイラストレーターとしての活動を始めます。

これまで経験してきた仕事について、@chanmina_lineさんはこう話します。
「警察官は命を危険にさらす責任と緊張感のある仕事でしたが、人の役に立てる喜びと達成感があり、私にとって誇りある職業でした。テーマパークは笑顔があふれる場所で、警察官とはまったく異なる世界でしたが、“人のために尽くす”という点では共通しており、大きな学びと成長を得ることができました」
イラストレーターとして
現在は、主にウエディングシーンを中心に描いている@chanmina_lineさん。
「結婚式は、人生に一度ともいえる大切な日。その“こだわりが詰まった一枚”を、さらに美しく理想の形でイラストとして残せるよう、心を込めて描いています」

以前、ある花嫁さんから「写真よりも私たちらしい」「ちゃんみなさんにお願いして良かった」と言われ、やりがいを感じました。また私服の写真しかない方から「ドレス姿で描いてほしい」と依頼され、ポーズや試着の写真をもとに仕上げると、本当にその日を迎えたかのような温かい気持ちになったそうです。

今後について「“あなたにしか描けない世界がある”と、誰かの心にそっと寄り添え、私の描いたイラストを見る度に幸せを届けられる、そんなイラストレーターであり続けたいです。今後もウェディングを中心に描いていきながら『人生の節目を彩るアート』をテーマに、誕生日やご家族の記念日、もっと多様な“幸せの瞬間”を形にしていきたいと考えています」と@chanmina_lineさん。
「人のために」という思いで、様々な仕事を経験してきた@chanmina_lineさん。これからも、大切な日に寄り添うイラストで、多くの人に寄り添っていくでしょう。

