仕事や用事で不在の間、帰ってきた子どもたちへ向けて残された一通の置き手紙。そこには、伝言だけではなく「ママからの挑戦状」とも言える“漢字穴埋めドリル”が添えられていました。@torish935さんが、その内容をXに投稿すると「ブラボー」「熱心ですなぁ」「真似したくなる」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
ママさんに、“漢字穴埋めドリル”について話を聞きました。
ママさんが作った「ママドリル」
この漢字穴埋めに取り組んでいたのは、10歳の長女、8歳の長男、6歳の次女の3人兄弟です。
実はこの“漢字穴埋め”、ただのドリルではありません。市販の問題集に興味を示さなかった子どもたちのために、ママさんが自作したもので、その名も「ママドリル」。
「苦手な漢字やテストで間違えたものを元に、一人ひとりに合わせた問題を作ってノートにまとめています」とのこと。
今回はその延長で、置き手紙をママドリル風に仕立てたそうです。

子どもたちが「ママドリル」を始めたのは、今から4~5年前。長女さんが小学1年生の頃から作りはじめました。
面白いから解きたい!
子どもたちは「ママドリルなら面白いから解きたい!」と前向きだといいます。
そして、子どもたちの解答を楽しみにしているママさん。「丸付けは私の楽しみなので、毎回私がしています」と教えてくれました。

日常の中で学びを楽しみに変える工夫は、ママならではの観察力とアイデアが光りますね。

ママドリルの裏には…
そんなママドリルの裏には「ママ大好き」と添え書きされていました。
「お返事を見ると、いつも顔がほころび、その日の疲れも吹き飛びます。やっぱりとても嬉しいです」とママさん。

日常の中に仕込まれていた、小さなワクワクとママさんの子どもたちへの愛情。
「勉強しなさい」ではなく「一緒にやってみよう」の気持ちが、子どもたちのやる気を引き出しているのかもしれませんね。

