人は必ず老いていくもの。なかには、歳を重ねた両親や祖父母と過ごしている人もいるでしょう。@judsan12さんが、認知症のお母さんが突然“6人前の寿司”を買ってきたときの出来事をXに投稿すると「素敵なお母さん」「愛を感じる」などのコメントが寄せられ話題になっています。
このときの様子について、@judsan12さんに話を聞きました。
認知症のお母さんが買ってきたお寿司
@judsan12さんが居眠りをしている隙に、認知症のお母さんが1人で買い物に行ってしまいました。すると、お母さんは6人分のお寿司を買ってきたのです。
驚いた@judsan12さんでしたが、何とこの日3月17日は@judsan12さんの誕生日。お母さんはその日が「何月何日」かは分からなくなっていたといいますが、何か感じたものがあったのかもしれません。

お母さんが6人分のお寿司を買ってきたことについて「亡くなったお父さんや遠方に住んでいるお姉さんも家に居る気がしていたのではないか」と@judsan12さんは話しています。
初めは「6人前?多すぎない?」と思った@judsan12さん。この日の献立は考えてありましたが「誕生日にお寿司も悪くないな」と思い直し、生寿司はお母さんと2人で食べ、納豆巻きといなり寿司は翌朝食べたのだそうです。
また「母のなかではまだ家族4人なんだな」とちょっと切なくなったといいます。
こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられました。コメントを見て「皆さんの温かいコメントにちょっとホロっとしました。誕生日を祝ってくださるコメントや母を優しく見守ってくださるコメントはとても嬉しかったです」と@judsan12さん。

また、今後について「せめて自我が失われるまでは母と寄り添いたいと思っています。時間は限られているのかもしれませんが」と話していました。
お母さんとの素敵な誕生日になったのですね。とても心温まるエピソードでした。

